FFを初めてプレイして【FINAL FANTASY VI】
⚠️ ネ タ バ レ 注 意 ⚠️
先月FF6ピクセルリマスターのスマホ版をプレイし、そのクリアしたのでその感想を書いていこうと思います。
noteを書くのは初めてで、何を書いていいのか分からないのでとりあいず好きなように語っていきます。
・人生初のファイナルファンタジー
(はじめたキッカケ)
FFシリーズに関しては、小さい頃から知ってはいたものの、クラウドやセフィロスなどのスマブラに参戦しているキャラクターや「ビッグブリッヂの死闘」や「閃光」などの有名曲しか知らない程度でした。
では、なぜこのFF6をプレイしようと思ったのかというと、『UNDERTALE』というゲームが好きで、そのゲーム中にメタトンというキャラクターがオペラを披露するシーンがあって、そこで流れる曲が他の曲と比べて少し異色だったので何か元ネタがあるのか？と思い調べていたらFF6のオペラだということが分かって、オペラ！？え…ゲーム内でガチのオペラ！？となって即買いしました笑
それと、プレイする前にFF6のオリジナル版が1994年発売だと知って、生まれる15年前じゃん…ってなった。
・クリア感想
まあ面白かった。くっっっそ面白かった。
これがFFかってなった。
ストーリーは最初から鷲掴み。
この雪原を歩くシーンとか最高すぎる。
スタッフの名前も出てきて映画かよって思った。
しかもこのドット絵。これリマスターとはいえ当時このドットがSFCで出てくるとか革命でしょ。これ。
・ストーリー
ストーリーは魔大戦によって魔法が無くなかった世界が舞台で、そこで幻獣を復活させようとするガストラ帝国に反帝国軍リターナーが立ち向かい、最終的に世界が崩壊し、崩壊した世界で仲間を求めて冒険するという、今まで明るい雰囲気のアクションゲームしか遊んできてなかった私からしてみたら、想像もできないような展開が繰り返されて非常に面白かったです。
・キャラクター
キャラクターも魅力的な人物が沢山いてとても面白かったです。
幻獣と人間の間に生まれたティナを主軸として、過去に愛する恋人を無くしてしまったロック、元帝国の将軍だったセリスなどそれぞれのキャラクターが群像劇のように掛け合う姿が見ていてとても楽しかったです。
個人的なお気に入りキャラはエドガー、マッシュ兄弟とセリス、ロックとレオ将軍です。
レオ将軍がケフカに殺されたのはめっちゃショックだった…
許せんケフカ…！！！！！！！
あと、個人的なお気に入りのイベントとしてガウがガウの父親に会うイベントがあって、ガウがオシャレするために店で色々会話してたシーンでは、ティナが女子力発動してたりロック風のガウが見れたりとめっちゃ微笑ましかったです笑
こういう日常系のイベントもっと欲しかった…
・戦闘
戦闘のATBシステムはFF4やFF5にも使われていたらしいですが、私はFF6が初めてなのでATBシステムも初体験でしたが、まじで面白すぎる。ただのターン制バトルではなくリアルタイムで敵が行動したりしてくることで、いつもハラハラしながらバトルしていて、全く飽きない。大きなダンジョンなど攻略しているといつもすぐに飽きてしまう私ですがこんなに連続的な戦闘を続けても飽きないRPGは初めてな気がする。
・オペラ
そして、このゲームで1番印象受けたのがセリスのオペラです。
UNDERTALEから影響を受けてこのゲームをはじめたというのもあるので、このオペラは凄く楽しみにしていました。
(公式YouTubeより。)
オペラ前のロックとセリスの会話もよかったですよね…！
「あの人のかわりなの…私は？」
ん〜、最高！
このロックとセリスの何とも言えない関係がまじで好きです。
そしてオペラがはじまると、、、、
なにこれ…まじでオペラじゃん…すげぇ…
↑
ずっとこんな感じだった
トビーさんはこれを見て育ったんだな…
後に知ったのですがセリスの声はプロのオペラ歌手ではなく、素人による歌唱だと知ってめっちゃ衝撃受けました。
こういう拘りは本当にスタッフの熱量を感じる。
・BGM感想
自称ゲーム音楽ガチ勢によるBGM感想を語っていきたいと思います。(音楽知識は皆無)
本当は1曲1曲全て語りたいのですが、流石に無理なので特に気に入った曲だけ語っていきます。
ちなみにオリジナル版の楽曲はリマスタープレイ前に大体の曲は聴いていたのでリマスターアレンジ版での感想です。
・炭鉱都市ナルシェ(片岡真悟)
原曲も原曲で好きなのですが、こちらはとにかくオシャレですよね。
ツルハシで鉱石を採掘するような「カァーン」という音が凄く炭鉱都市って感じがして良い。
特にサックスの音が最高！
・霊峰コルツ(髙木了慧)
主にコルツ山などで流れる曲ですね。
イントロのエレキギターからのオーケストラサウンドがいかにも険しい山を登っていくような印象を与える曲で好きです。
・迷いの森(裏谷玲央)
ゼルダじゃないです。FFです。
ゲーム中だと全く迷わなくて秒で終わった迷いの森ですが、イントロのコーラスのような音や笛の音がグラフィックとも相まって神秘的な印象があって好きです。
・幻獣を守れ！(裏谷玲央)
幻獣防衛戦やトロッコなどのイベントで流れる曲ですね。
ストーリーにおいてもかなり盛り上がる場面で流れるので印象に残っています。
運動会で流れそうなオーケストラサウンドがテンション爆上がりですね。
後半では幻獣とティナの関係性を示すかのように「ティナのテーマ」のフレーズが原曲から新たに追加されていて、ストーリーを理解していると更に楽しめるアレンジで良かったです。
・決戦(小見山優子、宮永英典)
これはもう名曲中の名曲ですよね。
原曲が神すぎてこれを越えられるか不安だったのですが、普通に神アレンジでしたね。
エレキギターとシンセを使った植松節はそのままにサビでのバイオリンがいい味を出してるだけではなく、2ループ目でキーが上がって更に盛り上がる展開があまりにも神すぎる。
・運命のコイン(裏谷玲央)
フィガロ城での回想イベントで流れる曲ですね。
このイベント自体、本作の中でもトップクラスにお気に入りのイベントで、このイベントを彩ってくれる曲で印象に残っています。
「エドガー・マッシュのテーマ」のアレンジでとにかく切ない！！！！
てな感じで好きな曲です。
・飛空挺ブラックジャック(足立知謙)
飛空挺に乗っている時に流れる曲ですね。
イントロで地上から空に上昇してAメロからは優雅な空の旅！！というイメージの曲です。
プレイしたのがスマホ版だからかなのか、飛空挺の操作が難しかしく苦戦したのですがこの曲のお陰でそんな操作も乗り越えることができました。
・死闘(足立知謙)
世界崩壊前のラスボスであるアルテマウェポン戦と三闘神戦で流れる曲ですね。
アルテマウェポンの時はいつも通り決戦が流れると思ったら、いつもと違うイントロでアルテマウェポンが何か喋り始めてと、かなり驚きました。
全体的に壮大なオーケストラが奏でられるのですが、途中で入ってくるシンセの音が戦闘の緊張感を高めており、普通のボスとは何かが違うというイメージを感じました。(アルテマウェポン自体はあんまり強くなかったけど…笑)
・死界(裏谷玲央)
世界崩壊後のフィールドで流れる曲ですね。
この曲の第一印象はまさに「絶望」って感じで崩壊してしまった世界の哀しさと失った仲間たちを表しているようなオルガンの音色が地味にクセになっています笑
そしてその絶望を希望に変えるのが次の曲…………
・仲間を求めて(常本正也)
FF6、FFシリーズという枠組みを超えて様々な人達に愛されている名曲。
やっぱり神曲のアレンジはどう足掻いても神曲ですよね…！
セッツァーとダリル、ファルコン号、そして新しい人生を歩み始めた本作の仲間たち、死界の絶望からは想像もできないような旋律。
どの視点から見ても希望溢れる本作屈指の神曲の神アレンジはやっぱり神ですね…！
原曲については元からよく知ってはいたものの、このアレンジは知らなかったので、このアレンジが流れた瞬間鳥肌が凄いことになってたし、更に追い討ちとして流れてくる2ループ目。2ループ目になると、笛を使った1ループ目からは大胆に変わって壮大なオーケストラサウンドになるという展開が本当に凄いです。
人生で1度は聴いて欲しい。という名曲でした。
・邪神の塔(裏谷玲央)
本作のラストダンジョンである瓦礫の塔で流れる曲です。
特徴的なシンセの音ではじまるイントロから奏でられるオーケストラサウンドがケフカとの最後の戦いに立ち向かい、世界を救うという仲間たちの大きな使命を感じられる勇ましい曲調で好きな曲です。
原曲から変わった点として曲の後半に新フレーズが追加されており、この新フレーズが特にお気に入りです。
・まとめ
『FINAL FANTASY VI』 、本当に素晴らしい作品でした。グラフィック、ストーリー、キャラクター、BGM。どこから見ても神ゲーだと思える最高の作品だと思いました。
グラフィックはSFCだとは思えない程のクオリティだし、ストーリーはそれぞれのキャラクターに焦点を当てた群像劇、BGMもオリジナル版を尊重しつつも素晴らしい作曲家によって素晴らしいアレンジがされていて、FFシリーズを初めてプレイした私でも凄い楽しめる作品でした。
最近、クロノ・トリガーをプレイしたのでそのうちそれの感想も出していきたいと思います。
