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yokoichi
2024年11月26日 相場日記
相場概況
株は反発:ベッセント氏の財務長官起用について、トランプ氏の企業寄りの政策提案にゴルディロックス・シナリオをもたらすと投資家は受け止めています。
金利は下落:22日にスコット・ベッセント氏の次期米財務長官への起用が発表されたことが背景にあります。ベッセント氏はウォール街のベテランであり、市場ではトランプ次期政権の貿易・経済政策をより穏やかな方向に導くとの見方が広がっています。
金は下落:市場ではベッセント氏の財務長官起用も意識され、トランプ氏が掲げる政策で物価高が再燃するとの懸念が和らぎ、インフレ対策としての金の投資妙味を低下させたとみられます。
原油は下落:イスラエルと親イラン民兵組織ヒズボラが近く停戦合意に至る可能性が意識されました。
仮想通貨は下落:仮想通貨市場では、ビットコインが下落しました。これは、利食い売りが進んだことや、FOMC議事要旨の公表を控えた慎重な姿勢が影響しています。一方で、イーサリアムは資金ローテーションの影響で上昇しました。市場では、ビットコインの横ばい推移が続く一方で、イーサリアムの短期的な上昇が期待されています。
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通貨強弱
ドルは下落:米国の長期金利の低下がドルの売りを誘発し、ドル指数も低下しました。市場では、米国の金融政策の動向がドルの動きに影響を与えると見られています。
ユーロは上昇:米債務膨張への過度な懸念が後退しました。25日の取引で米長期金利が低下し、ユーロや英ポンドなどに対してドル売りが優勢となりました。
豪ドルは下落:豪ドルは対ドルで弱含みました。これは、中国経済の減速懸念が豪ドルに影響を与えたためです。市場では、豪ドルの動きが中国経済の動向に左右されると見られています。
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