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2025年1月3日 相場日記
相場概況
株は下落:ナスダック100指数は0.2%安で終了。個別銘柄ではテスラが5営業日続落。年間の自動車販売台数が昨年、過去10年余りで初めて減少したことが分かった。同社株価はクリスマスの翌日から連日で下げており、その間の下落率は約20%となりました。
金利は下落:米国債市場では、10年債利回りが低下し、30年債利回りがわずかに下がりました。米新規失業保険申請件数の減少や活発な社債発行、原油価格の上昇などが原因です。
金は上昇:金利の下落にさせられました。また、他の貴金属相場も上昇しています。昨年の金価格の上昇は、利下げサイクルや逃避需要、中央銀行による金の買いなどに支えられたことが影響しています。
原油は上昇:テクニカル分析で強気要因が示されたほか、米在庫の減少が価格を支えました。
仮想通貨は上昇:暗号資産市場では、ビットコインが上昇しており、中国のエネルギー需要や市場の期待が価格に影響しています。
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通貨強弱
ドル・円は上昇:米新規失業保険申請件数が8カ月ぶりの低水準となり、労働市場の堅調さが示されたことが背景にあります。
ポンド・ユーロは下落:出依存度の高い欧州経済が、米国の次期政権が導入すると見込まれる関税で打撃を受けるとの懸念や、欧州中央銀行(ECB)が米金融当局より積極的な利下げを行うとの見方が背景にあります。
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ファンダメンタルズ
先週の米国における新規失業保険申請件数は、前週比9000件減の21万1000件となり、市場予想の22万1000件を下回りました。これは8カ月ぶりの低水準であり、労働市場の堅調さを示しています。
継続受給者数は184万4000人に減少し、市場予想の189万人を下回りました。この水準は3カ月ぶりの低さです。
週次データは変動が大きいものの、4週移動平均は昨年11月末以来の水準に減少しました。州別ではミシガン、ニュージャージー、ペンシルベニアで申請件数が増加したが、テキサスとカリフォルニアでは減少が目立ちました。
2024年の継続受給者数はこれまで4.8%増加しており、前年の10.6%増からは鈍化しているが、過去50年間で景気後退期や大規模なレイオフ時にしか見られなかった傾向が続いています。企業は雇用を維持しつつ、新規採用を抑制していることが背景にあると考えられます。
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