![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/170928875/rectangle_large_type_2_9399488d29d5b3122ad319cf6d3b1b0d.png?width=1200)
初めて創作したいと思ったら 情熱のままに書いていい
創作したことない方向け、主に二次創作の話です。
もし「創作したことないけど自分も何か書いてみたいな」と思ってる方がいたら、とりあえず何か書いてみたらいいんじゃないかなと思います。
最近狂ったように書いてて改めてそれを思いました。
「書いてみたい!」って思うのはその時点で相当好きなんですよね。
ある程度の「好き」では創作意欲はあまり湧かない気がします。
私も読み専歴の方が長いので、公式や二次創作の供給だけでわりとずっと満足出来てたんですよね。
基本的に受け身だった私が、自分でも書いてみたい!って思ったのは、多分それまでにないくらいに好きになった作品や推しが出来たからです。
今までの作品や推しがそれほど好きでもなかったというわけではないと思うんですが、その書きたいくらいの「好き」と比べると確かに熱量が違います。
そこまで好きでもなくても書ける人もいると思いますが、基本的には創作は情熱や熱量があってこそかなと思います。
夢中になるほどの好きなものに出会えるって人生でなかなかないんですよね。
若い時はそんなことないと感じると思いますが、歳を取るほどになかなか出会えなくなる気はします。
いや、オタクはそれでも推しを見つける嗅覚がすごいので、年齢関係なく推しは見つかるし楽しめるんですが😂
オタクでよかった!
でも、何か自分でも書きたい!表現したい!って思えるほどのものに出会えるのは、人生の中でも貴重なことだと思います。
今、その情熱があるなら創作したほうがいいと私は思います。
書きたいっていうのは「欲」なので、どうにか解消しないとずっと引きずります。
引きずるんですよ、これ。
書きたい時に書いとかないと、何年も「あの時書けばよかったな」って後悔するんです。
人間はやり終えたことよりも、やり残したことをずっと覚えて引きずるんです。
ツァイガルニク効果っていうらしいです。
きっと、こういう経験してる人は多いのではないかなと思います。
いざ書こうと思っても、なかなか勇気がでないこともありますよね。
書かない理由をめっちゃ考えて、書かないようにしてるんです。
そして書かない理由はいくらでも出てくるんです。
人間はホメオスタシスがはたらいて基本的には変化を嫌うものなので。
そういう時って、言い訳探して変化したくないんだな〜って客観的に自分をみると書けるようになったりもします。
言い訳がどれだけ出てこようと振り切って、あるいはなだめて、あるいはごまかして、とにかく書いてしまうのが良いです。
はいはい、そうだよね、書きたくないんだよね〜、知ってる知ってる、って言いながら書くんです。
脳をだますんですが、わりと使えます。
やってみたら意外と脳は誤魔化される。
あと、このSNSが発達している時代だと、「書く=発表する」だと思われがちなんですが全然そんなことないです。
いや、発表したい方はどんどんSNSやピクシブとかで発信したらいいと思います。
創作始めるときって、すごく自信がないと思います。
何せ初めて。周りがやっていても自分は初体験。
ここから始めることに恥ずかしさもある。
自分が書いたところで、読んでくれる人なんていないし、書くだけ無駄なんだって感じてしまうと思います。
私もそうだったし。
ただ、さっきも書いたんですが、書く=発表ではないんですよ。
書きたい!って思ったのは、ただ単純に自分の思いを吐き出したいって事なんです。
吐き出さないと自分が耐えられないから、書くんです。
基本的にそれ以上でも、以下でもない。
多分以前も書いたんですが、
「何かを書きたいから書く」
「表現したいから表現する」
って、純粋に自分を満足させる為だけの行為です。
そこに誰かの目や意見は必要ないし介在しないんですよね。
書いたものは別に発表する必要はない。
発表しなくても、欲は解消出来ます。
発表して評価されるのはまた別の欲求です。
「創作すること」と「発表すること」を一緒に考えてはいけない。
完全に切り離すもの、切り離されたものです。
そう考えると、最初の書くハードルはかなり下がると思います。
日記を書くようなものだと思えば、気楽に書き始められるのではないかなと思います。
日記書いても人に見せないですからね。
ブログとか見せる用もありますが、基本はそっと自分だけが読めるノートに書くのが日記です。
創作の一歩は日記のように、自分だけに向けて書くものだと思います。
誰かに見てもらうのは後からです。
そして必ずしも見てもらう必要もない。
なぜ情熱のあるその時に書く必要があるかといえば、その瞬間だけの思いがあるからです。
これ私も何回か経験してますが、その時、その情熱があった時にしか表現できないものが確実にあるんです。
後から読み返した時に、例えそれが稚拙だと感じても、今の自分には書けなかったものだと感じます。
鉄は熱いうちに打てとはまさにそうで、冷えてしまったら形を変えることはできません。
その時にしか打てない形は確実にあります。
下手でもいいし、面白くなくても良い。
始めから上手い人はいない。
最初は皆下手。
下手でも好きだから書き続けている。
書き続けていると上手くなる。
この繰り返しです。
自分が書きたいことを書けたら、書けた事実にきっと満足できます。
書きたいと思ったら、その瞬間の情熱のままに書いていいんです。
それは誰に制約されるものでもなく、自分の自由です。
書いたらきっとその先に見つかるものがあります。
その一歩は小さくても、もしかしたら後々の大きな最初の一歩になることもある。
もちろんそこで終わることもある。
でもやり遂げたことは確実にいつか自分の糧になります。
とにかくやってみないと何も分からない。
分からないから、とりあえずやってみるのがいいと思います。
人生なんてどうなるかわからんので、楽しんだもん勝ちです。