『今のわたしになるまで』という本を読みました
1ヶ月ぐらい前、「空回りしていて心が荒れているなあ」と感じたので、自分に課題図書を課すことにしました。そのうちの一冊が『今のわたしになるまで』という本。いろんな方が読んでいて気になったので読んでみることにしました。
自分がうつ病になってから、うつ病になった方の本は何冊か読んだんだけど、この本は漫画ベースだからとても読みやすかった!1−2時間で読み終わっちゃった!
とってもほっこりしたな〜〜。絵があるだけで急にほっこりスラスラ読めちゃう。表現の仕方って不思議だ。
読んでいる中で、「私も同じような時期があったな・・・」とか、「同じこと考えたことあるな・・・」って場面がいくつもあったな〜〜。
いざ病院に行ってみると”普通に見える人”だらけで衝撃を受けたり、「休んでください」と言われても休み方がわからなかったり、「うつ病です」と言われた時に「これで休める!休む理由ができた!」と一安心した気持ちがあったり。
本の最後に、担当医の先生がこの本を読んでの感想のようなものが書かれているんだけど、それが良すぎて感動しちゃった。
やっぱり休むことは難しいし、心療内科や精神科に行くタイミングを見極めるのは難しいし、うつ病になった後、どこを目指せばいいか・・・前の自分に戻ることを目指せばいいのか?と聞かれたらやっぱり違うらしいし。
うつ病になった方が書いている本ってたくさんあるけれど、この本は絵もある漫画形式で、しかも4コマ完結のお話が多いから、とっても読みやすいと思う。もし身近にうつ病の人がいて、「接し方がわからない・・・」とか「何考えてるかわからないけど理解したい」みたいな人が読むのにおすすめしたい一冊だな〜〜と思いました💭
自分もうつ病の治療を始めて1年が経つけれど、この1年で得た気付きを最後に書いてみようかなと思います。誰かのお役に立てたら嬉しいです☺️
1. 心療内科や精神科に行くのに渋っているなら内科を受診する
「何かがおかしい」と感じた時、病院に行くのは普通のことだけれど、なぜか心療内科や精神科に行くのはハードルが高く感じますよね。
そんな時は内科に行って、診察してもらうのも1つの方法だと思います。体の異変や不調の原因はメンタル系ではなく、内科系の病気である可能性もあります。実際、先に心療内科や精神科に行って、内科系の病気を見落としていることもあるそうです。
私は最初に心療内科に行ったのですが、内科で検査をしてもらうことを勧められ、採血や胃カメラといった検査をしてもらい、異常が見つからなかったので精神科に行くことになり、うつ病の診断を受けました。
一回内科で検査をしてもらい、異常があれば治療をして、異常がなければ心療内科や精神科に行くのも1つの方法だと思います👀
2. 病院に行くときはメモを持って行く
病院の診療時間、すぐに終わってしまって、病院に行く意味があるのかわからない・・・というのをよく目にします。
実際病院での会話って「調子どうですか?」「特に変わらないです」「そうですか」で終わってしまいますよね。
私は病院に行く時に、気になったことを書いたメモを持って行くようにしています。調子が優れなかった日があった時は、その時の状況や症状などを細かく書くようにしていています。あとは気になる自分の思考回路や、睡眠や食事のことで気になることがあったら書くようにしています。
逆に「こういうことができた」というポジティブなことがあった時も細かく書くようにしています。例えば「外出できるようになってきた」とか「人と話すのが怖くなくなってきた」とか。
いざ診察となったとき、話すのもしんどかったり、うまくまとめられなかったりして結局話せない・・・ってことがあったりすると思うのですが、あらかじめ家でメモを書いて、それを持って行って見せると、診察がより有意義なものになるのではないかなと思います。メモを書く習慣をつけることで、見逃しがちなちょっとした変化にも気付けるし、伝えることができるし、いいことだらけではないかな?と🤔メモを持って行く、おすすめです!
3. 休み方がわからない時の休み方
本にも書いてあったけれど、休むって難しい!
今も休み方ってよくわからないけれど、この1年で辿り着いた「休み方がわからない奴なりの休み方」は「目覚ましをかけずにたくさん寝る・湯船に浸かる」の2つです。+αで「お酒で発散するのではなく、スポーツで発散する」「SNSよりも読書」。
とりあえず、シャワーだけじゃなくて湯船にも浸かって、さっさと寝る!!たくさん寝る!!これがすぐにでもできる「休む」じゃないのかなと思います。
はあ〜〜〜相変わらずの長文具合!!!終わり!
読書記録、もっとうまく書けるようになりたいな。