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解剖学・脳科学・哲学をMIXした自分流の誘導方法を語る

ヨガを受ける」と「ヨガを伝える」は全く別物です。
私は自分のレッスンの誘導を考え込んでいます。

大手のヨガスタジオの研修や、インストラクター向けのスキルアップ講座に何度も参加をし、誘導の技術というものを学んできました。
ヨーガスートラ(哲学の本)と言葉をすり合わせして、解剖学や脳科学と結びつけます。
且つ「分かりやすさ」も意識、お客様がよりヨガの実践ができる様に研究中です。
この記事では、私なりに意識している事をまとめています。

まだまだ未熟ですが、記録用に記事を綴りました。
※できているかは別、インストラクター向けで専門的な内容の記事かと思います。
(以前有料記事でしたが、無料版に少し書き直しました。)
一般のお客様にとったら面白くない記事だと思いますが、ご興味あればご覧ください。

これを書こうと思った理由の一つとして、私のヨガ熱を知ってほしいというのもあります。
オンライン、自主開催など、ヨガのレッスンにきてほしいです!あまりにも整体の問い合わせが多すぎてバランスをとりたいです

途中は飛ばし読み、最初と最後だけ読んでいただければ十分です。
では、よろしくお願いいたします!
(現在書き途中 2023.1.13)


意識している事①
言葉の順番

解剖学の視点からみると「効果的な筋肉の順番」があります。
正しい順番で筋肉は最大限の効果が発揮されます。

最適な「言葉=筋肉」の順番を伝える( 'ω' )

例えばベイビーコブラ

ざっくりですが、下の順番で身体を動かすと深まります↓

骨盤を後傾させる→足の甲で押す→みぞおち引き込む→脇を下げる→肩甲骨寄せる→胸を引き上げる

「胸を上げて→足の甲で押す」は腰痛めやすいです。
流れ早いクラスはレッスン前に解説するか、少しづつ伝えます。


意識している事②
呼吸の「やり方」を細かく伝える

呼吸が浅い人に「自分のペースで呼吸しましょう」と伝えた場合、その人は浅い呼吸しかできません。

「吸う息で働く部位」
「吐く息で働く部位」を具体的に伝える。

どのような身体の使い方をすればもっと吸えるのか、吐けるのか、その人に必要な声かけをします。

吸う息は首、鎖骨、背中、肺など
吐く息は腹筋群、脇、肋骨など…

意識している事③
相手の右脳に働きかける

【右脳】
感覚的な思考
【左脳】
論理的な思考

身体が変わるのは右脳!


右脳は先生の声が身体にスッと入ってくる!状態になります( ´θ`)
左脳が優位の時は「昨日の事」を思い出したり「今日の晩御飯何にしようかな〜」など、過去や未来の事を考えている状態です。
先生の声を耳障りと感じる方もいるそうです。

まず第一に必要なのが「信頼関係」です。
お客様が先生を信頼していない場合、何を言っても心に響きません。
信頼関係については場の作り方、第一印象など色々あります。
今回は信頼関係が成り立ってるのを前提として書いております。

先生がどれだけ意識して伝えても
信頼されなければ無意味なものになります

レッスン受ける時…
「この先生なんでこういう事を言うんだろう」とか「え、どういうこと?」とか「どうやってポーズとればいいんだろう」など余計な思考が働いた事はありませんか?
これは左脳が優位、論理的な思考になっています。
先生はお客様に考えさせてはいけないです。
(私もその様な時があると思うので気をつけます!) ここから下は右脳へ働きかける方法です。


意識している事④
命令しない

「○○してください」「○○しましょう」と言わない様にしています。
「しましょう」という言葉はよく聞きますが、個人的にはレッスン中は適さない思っています。

人の脳はあまのじゃく!命令されるとやりたくなくなるそうです。
※あとお客様は語尾をめちゃめちゃ聞いているので、しましょうを多様するのは耳障りになります。
これは正社員時代にかなり指摘されて特に気をつけています。


そのままの貴方で大丈夫!
先ずはお客様を「全肯定」するところからレッスンがスタートします

これはヨガの哲学
サントーシャ(知足)に基づいた誘導です。

足るを知る

サントーシャとは
今自分が持っているものに気付く、満足する事を心得る
という事です。
言葉では理解しているつもりでも、人は他人をうらやんだり嫉妬したりしてしまいがちです。
今当たり前にできている何気無いことは、すでに満たされているのです。

コピペっす

まずはあまり呼吸を制御しないように、そのままで大丈夫よ、と。
でも呼吸に寄り添う言葉をかけていく。
ここが上手くいくとレッスンの中で信頼関係が成り立ちます。

全肯定をした後は、お客様の状態をみて言葉を選びながら「身体のリアルタイム実況中継」が始まります。
命令をせずに今起こっている事を伝えます。

★吸う息で胸を開きましょう△
→○○しましょうは命令!

★吸う息が「鼻先」から「喉」を通り「肺」に広がる○
→呼吸が「今」「どこ」を通っているか実況中継

この文を読みながら呼吸をしてみて下さい

★吸う息で何が起こっているか
★吐く息で何が起こっているか
「今」起こっている事だけを伝えると、お客様は自分の身体の中から先生の声が聞こえてきます。


意識している事⑤
「行動」と「結果」を分けて伝える

書くのが疲れてきたので一旦中断します。
色々書いてありますが、マニュアルがあるレッスンはさらっとやる事も多々です( 'ω' )
さらっと言わんと時間内に終わらなくてクレームがくる

某ホットヨガスタジオのヨガレッスンは30個以上のクラスを全て取得、丸暗記しています。(35個位かな!)
自分の体感ですが、マニュアルを伝えるのはお客様にとって「当たり前」です。

例えば骨盤調整ヨガをしたとして、骨盤が整うのは当たり前の事です。
別になんとも思いません、誰の受けたって同じです。
当たり前が出来なかった時に「クレーム」になります。
マニュアル以上のものを提供したときに「気付き」や「感動」が生まれてお客様はリピートしてくれます。

感動してくれているかは分からないですが、お客様に気付きがあるようにクラスを行っています。
レッスンによってですが出来る限りで最善を尽くしてます。
あとは最初にも書きましたが、記事に書いてある事は出来ているかは別で、私は研究と練習中の身です。
また付け足します。

レッスンにきておくれ!

ヨガの最終目標は「心の作用を死滅させる事」

哲学を学んでいる方は一番最初に聞く言葉なのでは!と思います。
私の先生に言われた言葉
「一度のクラスで生徒の心の作用を死滅させられているか?」

身体だけの誘導しかできないのであれば、それはヨガではないのかもしれません。
ですが、美容をゴールにする人がいても心が健康になるのであればいいと思います。
私はまだまだ修行中ですが、身体だけでなく、心に作用する誘導をするために邁進してまいります!

ちなみに、ここに書いてある事はLAVAのヨガフローアドバンスの瞑想に詰め込みやすいです。
自分でテーマを決められるクラスはとても好き♡



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