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ホットヨガと常温ヨガと汗について語る

ホットヨガと常温ヨガの違い、それぞれの身体への効能、汗が身体にもたらす影響など、汗をかきながらホットも常温も継続的に行っている私の目線で語ります。

私はホットヨガ・常温ヨガ・オンラインヨガのインストラクターです。
プライベートでは常温ヨガのスクールに通っています。
ホットヨガは一時期会員として通っていましたが、現在はスタッフとしてたまに受けます。

仕事しながらジム週2回、常温ヨガ週2回、ホットヨガ月1回!


その他、イベントレッスンなど様々なヨガスタジオに体験に行っていました。
諸々踏まえての意見を綴ります!

ホットヨガについて

★ホットヨガはどこも同じ?
大きく分けて三社のホットヨガを体験しましたが、会社や場所によっても温度が違います。
息が出来ない位の暑い所もあれば、呼吸ができる程度の温度設定の所もありました。

レッスンもスタジオにより変わります、マニュアルが決まってるところや、毎回先生のオリジナルの所も。

今はマスク着用しながらのレッスンをしているのもあそり、これからホットヨガを始める方は体調面も考えた方がいいかもしれません。

先ずは体験から!

★私が実感したホットヨガの効果
・お水が沢山飲めるようになった
・肌が綺麗になった
・むくみが改善した(特に顔と足)
・汗がかけるようになった

美肌とむくみに対して効果を感じました!

★ホットヨガのメリット
・美容に良い
・筋肉が緩みやすい
・自分のペースでできる
・初心者が取り組みやすいレッスンが多い
・長い人向けのアドバンスのクラスがある
・レッスンの種類が豊富

様々なスタジオ含めての感想です( 'ω' )

★ホットヨガのデメリット
・呼吸がしにくい
・マスク着用(店舗による)
・大人数のクラスは狭い
・体質に合わない人がいる
・運動量低いのに体力消耗する
・シャワーなど身支度に時間がかかる
・荷物が多い

暑いところだと頭痛や眩暈、皮膚の症状が表れる方も‥
体質に合っていて、体力ある人はホットオススメです♡



常温ヨガについて

常温ヨガ、とても良かったです。
汗はかかないですが、身体がしっかり使える感覚があります。
強度が高いクラスでは、ホットヨガ並みに汗をかいた時もありました。
じんわり、内側から温まっていく感覚です。
もちろんホットヨガと同じで、スタジオや先生によっても体感が変わります。

★常温ヨガのメリット
・筋力アップ
・自分の身体を丁寧に扱える
・アームバランスや逆転を理解しながら取り組める
・呼吸法が快適にできる
・終わったら速攻帰れる(ウェアに上着羽織るだけ)
・荷物ほぼなしで身軽にいける

さくっといってすぐ帰れます

★常温ヨガのデメリット
・気温に身体が左右される
・初心者には難しいレッスンもある

お客様でも、ホットヨガから始まりもっとヨガを知りたい!と常温ヨガに移行している方が多い気がします。

ホットのクラスを担当している時も、常温が好き!常温にしてください!と言われることもあります。
他のスタジオに行きましょう。

どちらもやって思う事は、それぞれのいいところがある、というところでした。

大きな違いは「汗」です。


汗は目に見えるのもあり、感覚にとっても刺激がつよいです。
汗かくことに意識を向けると、身体の感覚に鈍感になる気がします。

運動しなくても、汗をかくだけでかなり体力を消耗します。
ホットヨガ頑張ってるのに身体が変わりません!という相談をよく受けますが、汗かいてるだけで身体を効果的に動かせてないのかもしれません。

常温でもホットでも「効果的な身体の使い方」ができてきる方はどんどん変わります。
ここからは汗の歴史、考察です!


汗をかくのは哺乳類
その中でも人間がトップ!だそう。

汗は体温を調整するためのもの、活動量が多くなった人間は、体温を下げるための生理現象として他の動物よりも汗をかくんだとか。

kao 汗の基礎知識より


汗かくと疲労が溜まる・体力が消耗する理由

夏に疲れる理由というのは、体がフル稼働をしてしまっているからです。

気温が高いときの体の代表的な働き(一部)

  • 上がった体温を冷やすため、ハイスピードで新陳代謝を行い大量の汗を出す

  • 血管を広げて血液の熱を逃そうとする

  • 心拍数を上げて血液を早く送り出す

など、沢山のエネルギーが消費されていることがわかります。

呼吸で生み出す熱を下げる時にも汗をかきます。
浅い呼吸の汗は、外側の気温によるものです。

コロナ前は月に60本ホットヨガを担当していましたが、体力消耗が半端ではありませんでした!
でも、お客様や他の先生など、大丈夫な人は大丈夫なのよねえ‥
月に120本ホットヨガをする先生もいましたし、1本でヘロヘロ!という方も。

こればかりは体質なのか‥


汗の種類

★緊張やストレスを感じた時にかく「精神性発汗」
★辛い物などを食べた時にかく「味覚性発汗」
★運動などで体温が上昇した時にかく「温熱性発汗」

ホットヨガは概ね「温熱性発汗」です。
こちらのメリットをみていきます。

★温熱性発汗のメリット
①体内の不要な老廃物や毒素を排出する
②余分な水分を排出し、むくみを解消する
③汗に含まれる成分で、皮膚を保湿する
④体温を調節し、熱中症を予防する
⑤リフレッシュできる

※脂肪とは関係がないので汗かいても痩せません


温熱性発汗の汗は「エクリン腺」と呼ばれる汗腺から分泌される汗で、いわゆる「良い汗」と呼ばれるもの。
この汗には自律神経のバランスを整える働きがあります。
質の良い睡眠を得ることができ、ストレス緩和や健康維持といったメリットも。


汗はかいた方がいい!

しかし、汗をかきすぎると‥
脱水症状や、自律神経の乱れが起こる可能性があります。
「ヨガ」「汗をかく」に関しては、やればやるほど良いのではなく、人によって適正な量があると思いました。

★まとめ
・ホットヨガでも常温ヨガでも「効果的な身体の使い方」をするのが大事。

・ホットやってる人は汗だけに囚われないようにする。※人は刺激の強いものに意識がいきがち。(刺激=汗)

・ホットは室温の汗ではなく、呼吸を深めると身体の内側からぶわっと汗がでる事がある、それを大事にする。
(呼吸は身体に熱を生み出す、その熱を下げるための汗がよき。)

・その人の適正なヨガの時間や、汗の量がある為、それを見極める。
(一日三本受けてた方が、一本にしたら調子が良くなったなんて話しはよく聞きます。)

・個々で体質は違うので、自分の適量を見極める。
自分に合うヨガを選ぶのが良いと思いました。

ヨガでは「体質」をとても大事としています♬

ナマステ( 'ω' )


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