過去の自分と向き合う作業
自分の気持ちを整理するために。
過去の自分と向き合うために。
どこに出すでもないエッセイ的なものを書き綴っている。
なんで書き始めたかっていうと、過去の記憶が頭の中をグルグル回って辛いから。
文章には不思議な力があって、アウトプットすることにより、心の中で漠然とモヤモヤして苦しかったものが、整理され、吐き出され、まるで排泄されたかのように書き終わったあとは心がスッキリする。
これは過去に書いたエッセイで感じたことだ。
なので私は今、これからの人生を前向きに、楽しく過ごすために、過去の自分と向き合う作業をしている。
なかなかに辛いけれど、書くことによって、だめな自分が見えてくるから反面教師にもなる。
昨日、守下さんが呟いた何気ないツイートに飛びつくように反応してしまったのも、そんな文章を書いていたからだと思う。
そういった意味では、私は今、父と母の子育ての答え合わせをしているのかもしれない。
このnote記事を書いた時、共感されることが少なかったので、この考え方は少数派なのだろうと思っていた。でも守下さんがおっしゃるとおりで、この記事に共感できない感性をもっている方が、幸せな人生を歩んできた証なのだろうと思う。
私は自らマザコンと宣言しているように、母のことが大好きだ。
しかし、姉から見た母は、また違った答えがあるようだ。
答え合わせをして終わりではなく、そこから話しあって歩み寄れる家族もいれば、お互い傷つかないために離れていた方がよい家族もある。
別に答え合わせをしたからそこで終わりではなく、そこから始まるのだと思っている。
今はこんなふうに考えている私でも、過去、絶対的な母の愛によって救われた私は、すべての母親というものに幻想をいだいていた時期があって、そんな狂った私の発言により、母親との関係に悩み傷ついている人に追い打ちをかける言葉を放ってしまったことがある。今の私なら絶対に言わない言葉だ。
今でも時々そのやりとりが頭の中に蘇り、その言葉を取り消したいと思っている。
過去の自分と向き合って、これから先の自分に少しでも自信がもてるように。
これからも文章を書き続けたいと思う。