自立できる子を育てるために親が手放すべきもの
「子どもが自立できるように育てるべき」というプレッシャー、感じたことはありませんか?
私もかつて、子どもが自分のことを自分でできるようにするのが親の責任だと考え、つい厳しい言葉をかけてしまっていました。
しかし、コーチングを学んで気づいたのは、子どもを否定する言葉が逆に自己肯定感を下げ、自立を妨げる原因になっていたこと。
親の在り方を変えることで、子どもの成長を信じて見守る方法、一緒に考えてみませんか?
1. 自立を促す言葉の選び方
「自立できる子に育てる」という言葉に
プレッシャーを感じたことはありませんか?
私もかつて、
「自分のことは自分でできる子にする!」
それが親の責任と気負っていました。
特に、育児書や周りの親たちの話を聞くたびに、
できていない部分ばかりが目に入り、
つい子どもを責める言葉が口をついて
出てしまったのです。
「どうして脱いだ服が脱ぎっぱなしなの?
ちゃんと洗濯カゴに入れないと洗濯しないよ!」
「なんで出したものを出しっぱなしなの!
ちゃんと片付けないさい!
だから物を失くすのよ。」
「明日の準備はできてるの?
用意しておかないから忘れ物するのよ。」
「早くしなさい。
どうして支度しておかないの!
置いていくよ!」
「どうしてできないの!
もういい。
やりたくないならやらなくていい。
もう知らないからね。
勝手にしなさい!」
実際に私が使っていた言葉です。
なので、つい言ってしまう気持ちは
痛いほど良くわかります。
しかし、そうした言葉が本当に
子どもの自立を促すのか?
答えはノーでした。
むしろ、子どもを否定し続けることで、
自己肯定感を低くしてしまっていたのです。
2. 親の気持ちを軽くするための手放し術
子どもの行動にイライラしてしまうとき、
その原因は本当に子どもにあるのでしょうか?
私が気づいたのは、
子どものためだと思っていた行動が、
実はそうではなかったということです。
子どもの行動にイライラするのは、
それが自分の期待通りにいかないから
なのだと気づきました。
そこで、
すべてを「手放す」ことにしました。
例えば子どもが
「脱ぎっぱなしの服を片付けない」
そんな時…
自分が嫌な気分になるなら、
私のために片付ける。
気にならないなら、放っておく。
すると不思議なことに、
子どもは変わっていないのに、
私のイライラは劇的に減ったのです。
3. 子どもの成長を見守るという選択
親がガミガミ言わなくなると、
子どもは自分で考えるようになります。
私はコーチングを学んでから、
子どもが自分で考え、選択できる環境を
提供することが大切だと理解しました。
今では、
何も言わなくても息子が食後の片付けを
手伝ってくれるようになりました。
これは、
私が変わったからこそ生まれた結果です。
真の自立とは、
親がすべてを指示するのではなく、
子どもが自ら考え、行動できる力を
育むことにあります。
4. アメリカの子育て
アメリカで暮らしていると、
現地の親たちが子どもの良いところに注目し、
褒めることを徹底している姿に気づきます。
そして、必ず
「あなたはどうしたいの?」と
子どもの意見を聞きます。
その結果、
子どもたちの自己肯定感が高く育っているのです。
私もコーチングを通じて、
このアプローチを学びました。
子どもの否定をやめ、
ありのままを受け入れることで、
親も子どもも楽になります。
そして、子どもが自分で考え、
選択できる力を養っていくのです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
このブログが、
あなたとお子さんにとって
少しでも役立つものであれば幸いです。