コミュニティを火のように扱うこともある
コミュニティの焚き火理論とは何かー。
別名・キャンプファイヤー理論と呼ばれているこの理論は、コミュニティを立ち上げるコツを焚き火(キャンプファイヤー)に例えたものだ。
一つずつ紐解いていく。
火種
キャンプファイヤーをする時に薪を組み、火をつける。
火をつける時に大切なのが「火種」。
火種を作るために、牛乳パックや新聞紙、着火剤などを使う。起こした火を定着させるために火種が必要になる。
コミュニティにおける「火種」は人の強い思い。
業界や社内のコミュニティの場合は「惹きつけるビジョン」、ユーザーコミュニティやファンコミュニティの場合は「熱狂的なファン」。
\MEMO/
今いるTABIPPO関連のコミュニティで考えると以下だと考えた。POOLOJOB→副業を始めたい、旅しながら仕事がしたい
POOLO6期→自分探しの旅をしたい、会社以外の人と繋がりたい
コミュマネゼミ2期→コミュニティを立ち上げたい、コミュマネを仕事にしたい
燃えやすい物と組み合わせる
前述で、こう書いた。
燃えやすい物と組み合わせて火を起こす。
コミュニティにおける「燃えやすいもの」とは、「火を受け取って一緒に燃えてくれる存在」。
一緒にイベントを企画して行動してくれる人。
一方で、火種しかないと言い出しっぺが空回りする状態が生まれる。
人はみな何らかの原石を持っている。
埋もれてしまう原石を磨き、イキイキと活躍できる場所に人が集まってくる。
コミュニティ内でチャンネルを立ち上げて、運用していても1人でやっている感覚を持っていたのはチャンネルに入っている人をうまく巻き込めていないことに気づいた。
誰かと共同でイベントを開催したり、運営することで、空回りを回避できる気がする。
\MEMO/
1人で背負い込むのではなく、他者を頼る。また、1人1人の持つ原石を見つけ、輝かせる。
コミュマネになったら、参加者やメンバーをサポートしつつ、集まった人が持つ原石を枯らすのではなく生かしたいと思った。
小さい火から始める
火を起こす時、小さい火から少しずつ大きい火にしていく。
そのため、小さい火に大きい薪をかぶせると風が通らなくなり消火されてしまう。
コミュニティも少ない人数から始め、少しずつ大きくしていく。
その過程で、心理的安全性を保つ環境を整備する。
もし、大人数を集めると制御できなくなり、本来の目的とは違う方向にいってしまう。
そうならないためにも少しずつ成長する必要がある。
\MEMO/
小さい火を大切にする。
焚き火で大事なことをコミュニティでも意識する。
そのために、何か大きいコミュニティから始めるのではなく、小さいものから形を作ると火種を消さずに済むということか。
勉強になるな…。
燃えにくい物を入れない
火を起こす時に思い浮かべる燃えにくいものはなんですか?
・コンクリート
・プラスチック
・缶
など。
燃えにくい火はコミュニティにもある。
コミュニティでは、心理敵安全性を阻害する人たちのこと。
・共感しない
・傍観者になる
・ネガティブ発言が多い
・否定する
など。
何をするにも上記のような人がいると運営がしづらくなる。
そうならないために一定の基準を設けてフィルターを設定している。
例えば、大学入試や会員制クラブ、採用試験など。
失敗しないためには、「誰でも参加可能」とするのではなく、参加像を作り募集する。
\MEMO/
心理的安全性。
TABIPPOコミュニティに参加するようになって知った言葉。今ではしっくりくる言葉になっている。
心理的安全性を保つために、一定の基準を設けているそうだ。
自立分散型のコミュニティを運営するにあたっての大切な考えを知った気がする。
薪の組み方に注意⚠️
キャンプファイヤーの薪には組み方がある。間違った組み方をすれば途中で火が消えてしまったり、火をつけられなかったりする。
失敗するリスクを回避するためにコミュニティ設計やコミュニティ運営を学ぶ必要がある。
\MEMO/
何をやるにも学びが必要。
コミュニティマネージャーも同じ。
無知のまま仕事をするのではなく、「コミュニティとは何か」「コミュニティ運営の方法」を学んだ上で実践すれば失敗する可能性は低くなる。
薪の組み方を間違えても、気づいて修正するためにコミュマネゼミ2期で学んで仕事に繋げていきたい。
燃え方をコントロールする
火は薪を足す限り燃え続ける。
コミュニティもPDCAを回して運営を続けていく。
しかし、弱火になり、コミュニティの存続が危うくなる場面に直面する時もある。
火を甘く見ず、コントロールする。
\MEMO/
PDCAを回してコミュニティを運営する。
ただ、立ち上げて運営するのではなく、改善しながら運営する。
そのなかで、参加者との関わりを大切にし、過ごしやすいコミュニティづくりに努める。
弱火にしない心得を学んだ気がする。
終わり時を決める
火もいつか消える時がきます。
薪を足さずにいると火は弱くなり、消えてしまう。
コミュニティのゴールを決める。
そのゴールやロードマップを言語化し、共有。
何のためにやり、どんな状態にたどり着けば成功と言えるのか。
ゴールやKPIを決めて取り組むことを意識する。
\MEMO/
最近、学び始めたマーケティングの視点。
KPIやPDCA…。
勉強すべき部分はあるが、コミュニティを運営するだけでなく、戦略を立てて集客する時もある。
また、ゴールを決めて運用する。
スクールのコミュニティも講座の期間はスクールコミュニティとして運営され、終わったら参加者主体に切り替わっている気がする。
学ぶものに対して集まり、学び終わったら関わりたいヒトが残り企画を立てて実行していく。
自主的に動くコミュニティにするまで、運営側が起こすアクションから容量をつかみ、心理的安全性を確保したことで火種がある状態が続いている。
ゴールに対しての戦略が大切なことに気づけた。
参考にしたサイト
コミュニティって奥深い
今回、コミュマネゼミでコミュニティに関する3理論から1つ選んで調べてnoteにまとめる課題が出た。
キャンプファイヤー理論が興味深く、調べることにした。
調べてみると、キャンプファイヤーのように理論建てされているのも興味深かったし、考えさせらるものもあった。
コミュニティも仕事と同じことが言えるんだと気づいた。
仕事も1人でできるものもあれば、誰かと一緒にやるものある。
圧倒的に後者であることが多いのだが、つい1人でやってキャパオーバーすることもある。
焚き火理論でいえば、
火種+燃えやすいもの=共同でやる
になるのかなと思った。
コミュニティを運営するときは、1人でやるには限界があることを知り、周りと協力して運営していきたい。
理論を勉強する良い機会になりました✍