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年間100冊8冊め「人魚が逃げた」青山美智子

本屋大賞にノミネートされた本。
今回はできるだけ読んでみようかと手に取りました。
この作家さんは何度もノミネートされている。

ちゃんと読んだのは初めてかも。

題名からしてファンタジー感。
どうも私は金魚が逃げたと読んでしまう題名。

面白かったし読みやすい。
私は好きなタイプの物語。
どの主人公に自分を投影するかということはあるけど、どのキャラクターの心情も同感できる。

ギリギリのところで人生は、どうなるかわからないし、本人がどう感じるか、と言うところで決まってくるんだなぁ。
すべてが自分次第と思える物語。

良かった、読んだあと爽快感もあって、もう一度読み返したくなる。そんな作品でした。

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