ワーケーション(風)本当にできる?できない?やる?やらない?
ちょっと考えるところがあり、という程のことではないのですが、先週から仕事をする場所を実験的に変えてみています。今日から8月中の火曜日は、このワーケーションのゆる~い実験について書くことにしました。
先月末までの重めの仕事が一段落したこともあり、意識的に環境を変えて一息つこうと思いたち、ワーケーションもどきを試してみることに。
ワーケーションというと「働きながら休暇をとる」のが正しい理解のようですが、元々電話もメールもガン無視して休むことができる仕事ではないので、完ぺきに実現しようとするとこの実験は即刻却下となります。そもそも、閉会中とはいえ国会に行かなければならない仕事になったら?テレビの仕事が入ったら?地方で急に仕事が入ったら?これを考え始めると「できるはずない」となります。できない理由はてんこ盛りです。でも「ワーケンション風」でも良いから、まずは何とか一回やってみたい!できない理由を考えるより、どうやったらできるだろう。考え始めると、想像していた以上に真剣に考えている自分がいました。
それは、仕事が一段落したことだけが理由ではありません。最近、寝つきが悪い、1時間半ごとに目が覚めるなど睡眠の質が落ちていること、食欲がパッとしないこと、読書のスピードが落ちていることなど、少し心も疲れていると実感することがいくつかありました。年齢のせいと言ってしまえばそれまでですが、身体だけでなく、自分の心がくたびれることを受け入れることは、そろそろ定期の健康診断レベルで必要だと感じています。そうだとしたら、「バタッと倒れる」(百合子風)前に、こまめなメンテナンスをすることが必要かと思いました(選挙には出ません)。
そこで、ちょっと乱暴でしたが、7月末から無理やり仕事場移動をしてみることに。8月中の火曜日はこのことについてこのブログで書いてみようと思います。自分の心と体のメンテナンスとワーケーション。考えたことや実際にやってみて分かったこと、意外な発見も、ゆるーく書いていこうと思います。今のところ検証する予定のことは以下です。
考えてみた
✔︎仕事もっててそもそも場所移動なんてできる?
✔︎仕事をする場所に必要なこと、
働く環境=ひとり職場変更を考える基準ってなんだろう
✔︎仕事道具と生活道具。何をどのくらい持って行く?
✔︎費用について。どこまでが自分の許容範囲だろう。
✔︎家族のこと。夫や妻、子どもがいたらできる?やっぱムリ?
✔︎何か変化は起きただろうか
✔︎次もあり?どんな時なら「決行」する?
このワーケーションを実施するために、これだけはと自分で確認したのが「観光に来たのではない」ということです。「せっかく来たんだから」を捨てないと、毎日行ってみたい場所や近くの観光地に気持ちを持って行かれます。だから「これは観光ではない。仕事場の移動」と思い込むことにしました(あくまで思い込みです)。ですから、いつもと同じように仕事をして、いつもと同じように休む時間を作って、可能だったらその隙間で楽しむこと。そうじゃないと、どこかに行っても行かなくても、せっかく来たのにとか、こんな時に出歩くなんてと無駄に罪悪感を覚えてしまいそうだから。もちろん、たまには休みの時間を作って、行ってみたかった神社や、食べてみたかった珍しいものを巡ることも忘れませんけどね。
どんな部屋に住む?
私は、家の建て替えの仮住まいをいれても人生で5回しか引っ越しというものをしたことがありません。よって、住環境の変化という経験値は低い方だと思います。
ですから、出張以外で寝泊まりする部屋が変わるのは、ちょっとドキドキします。この滞在期間過ごす部屋を選ぶのにも条件がありました。私は外で食事をするのは大好きなのですが、それが続くのは苦手です。ですので「台所の付いている部屋」であることが今回は必須条件。宿泊先を決めたのも、台所が付いている部屋をみつけられたことが大きな要素になりました。
料理と言っても、IHで適当なスープを作ったり魚を焼いたりする程度ですが、食料を買いに地元のマーケットに行くのも、新しい環境でのちょっとした楽しみです。2年前にパリ滞在1カ月をやってみたときも「台所付きの部屋」を借りたことで買い物も料理も楽しかったことを覚えています。パリのアパートでは、入居3時間で泥棒に入られ、警察沙汰で面倒なことになりました。今となってはただのネタ話ですが、年末のストライキ真っ最中の警察官が事件から3日経ってゴキゲン斜めで現場検証に来るという、信じられないようなこともありましたっけ。(遠い目)。。。
さて、この新しいチャレンジを始めてそろそろ1週間。先ず、この実験で最初に劇的な変化があったのは睡眠です。最近辛かったのは、寝付くまでにベッドで本を読んだりスマホを眺めたり、ドタバタ悪あがきしてやっとウトウト。で、1時間半経つとパチッと目が覚める。この半年ほどの悪習慣が、場所移動の2日目で何事もなかったかのように消え去ったのにはびっくり。なんだこれ?と、自分の単純さに呆れつつ、東京を離れたというだけでこんなに開放的な気分になるものかと、軽くショックも受けつつ、でもホッと一息。眠れない方には環境を変えてみたら?と、今後はおススメしようと思えます。よく眠れるので、朝はパッと目が覚めます。鏡を見ると、あら、元気そう、私。顔色が良いのは朝まで目が覚めずに眠っているからでしょう。鏡の中の自分が良い顔をしていると、何かの拍子にガラス戸に映り込む自分を見るだけで気分がアガリます。
「シワは気にしない」くらいには思えます。睡眠って大事ですね。
こんな調子で、ワーケーション風職場移動をゆる〜く書いてみます。お付き合いいただけると嬉しいです。
それでは、今日はこのへんで!
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