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「キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド」
キャップ最新作観てきました〜。
いやー久々に純粋に面白いMCUが観れたって感じ。
ここ数年のMCUって良くも悪くもお祭り映画感が強かったというか、過去作キャラのサプライズ登場に湧く側面が強く、今作みたいにそういった事象に一喜一憂することなく、純粋に作品を楽しめるのは久々な感じ。個人的にはインフィニティサーガの頃のようなワクワク感が味わえました。
作中バッキーが言った「スティーブは人々の希望になれたが、お前は目標になれる」という言葉、サム・ウィルソンという男を簡潔に表現していて、めちゃくちゃ好きだなぁ。サムはスティーブからキャプテン・アメリカを継承したけど、スティーブと違うのは超人血清を打ってないとこ。だからサムの実力は純粋に彼自身がトレーニングしたり、勉強したりと地道な努力の末の賜物。本当に彼が血清を打たないというシナリオにしてくれてありがとうと心から思う。彼はキャプテン・アメリカだが、スティーブ・ロジャースではない。ホント、スティーブ以上に人間代表って感じがして好き。
あと久々に人間の手の届く範囲の事件だったのも良かった。今まで宇宙人だとかマルチバースだとか規模の大きい話が続いてきたからこその、MCU初期のあくまで人間間の事件が良かった。サム、ホアキン、イザイアなど主要キャストの演技も重厚感があってよかった。中でも僕は尾崎総理役の平岳大氏が好きだったなぁ。ネットで言われてるように全然現実の日本っぽくはないのだが、アメリカ側から見たら自国の脅威ともなりかねないが、日本は日本で自国の為の舵取りをしてる決してヴィランに傾きすぎない塩梅の演技が格別でしたね。痺れました。
ハリソン・フォード氏は幼少期インディ・ジョーンズシリーズで育った僕としては凄い嬉しい配役で、演技も素晴らしい物だったが、やはり悔やまれるは故・ウィリアム・ハート氏。今後も登場が決まっているも、今作はまぁ一旦のサンダーボルト・ロスの終止符のような作品であり、彼が過去の過ちを乗り越え、変化する話なのだが、だからこそハート氏が存命なら最後まで演じてもらいたかったなと。ただ今作でもサムのメタいセリフだったり、恐らくロスの机に置いてあった娘との写真はハート版のロスだったりと、彼の存在を感じることができたのは素敵だった。
今回はこんな感じ。
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おわり。