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帰省しない中国人に驚き!春節でも普通に日本語を学ぶ人に会ったお話

今日は中国の大晦日ですが、2時間授業の申し込みがありましたので、教室にてお仕事をしました。

そして、それぞれの学習者さんに「次回はいつ授業にしましょうか?」と聞くと、ひとりは木曜日、もうひとりは金曜日に申し込みたいと言います。

つまり日本で言うならば、正月2日と3日に授業をしたいということです。

今回の学習者さんはお二人とも経営者で、春節でも故郷に帰らないと言います。

また、春節だからといって普段のペースを崩したくないそうなので、わたしが気にしないなら正月休みの間でも授業を続けたいそうです。

わたしは来週の月曜日から小旅行を計画していますが、それ以外に特に特別な用事もありません。

それで、では授業にしましょうと予約を受け入れることにしました。

このお仕事を8年ほどしていますが、春節に変わらず授業が入るというのは今年が初めてです。

ほとんどの人は春節は特別で何としてでも故郷へ帰らなければならないと思っています。

もちろん今でもそのように考えている人が大多数でしょう。

現に、我が街は今日はひっそりとしています。また通勤するのに電動自転車と利用しましたが、人通りが少なくてもいつもより速く移動することができたくらいです。

ただ、その中で「春節でも関係ない。普通通りに過ごすんだ」という人が、二人も身の回りに現れたことに変化を感じます。

ただ、このお二人は共に経営者です。

それで、経営者独特のマインドがその決定に影響を与えている可能性もあります。

また、二人とも無駄を好まない性格のようですし、日本語の学習にもとっても意欲的です。

それで、春節という風習に自分の学習計画が影響されるのを好まない可能性もあります。

そんなわけで、この二人が特別だって可能性もあります。

でも、春節に影響を受けない中国人に出会って、ちょっと驚きました。

在中国、しかもご家族に中国人を持つ皆さんのポストなどを眺めていると、ほとんどの方がパートナーの帰省に付き合っておられるようです。

そして、中にはパートナーが帰省した瞬間、普段とは違う思考パターンに切り替わってしまい戸惑う様子などが描かれたりしています。

そんなポストを読むたびに「これは大変だわぁ」と同情のようで、でも対岸の火事を眺めるような無責任な態度を取っていたのですが、今後中国人の中にも「帰省なんて別にいいわぁ」と思うような人も増えてくるかもしれませんね。知らんけど

さて、わたくし夫婦たちは大晦日に帰省しない友人を食事に招待する習慣があります。これは結婚したころから続く習慣です。

それで、今日も近所に住む日本人日本語教師の知人を招待しておでんをいただきます。

異国で暮らし、故郷は遠く帰省も叶わない仲間同士、ちょっとだけホッとできる時間を過ごせれば良いなと思っています。

今日も最後まで読んでくださりありがとうございます。
また明日〜

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くまてつさん@中国|日本語教師
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