とある大企業の幹部の方のプライベートレッスンを担当して気づいたこと
とある大企業の幹部の方の日本語プライベートレッスンに行ってきました。
場所は先方のオフィスです。
デスクにはノートパソコンが1台、そして水だけがありました。
大きなソファとジムにあるような筋トレの機材、そして壁面にはメジャーリーグのチームごとの帽子とサイン入りバスケットボールのユニフォーム
アメリカのドラマで見たことあるような、お仕事ができて趣味もある方の部屋だなぁと
部屋で待たされて緊張していると、幹部の方が入ってきます。
眼光は鋭めですが、嫌な感じは全くなく、むしろ真剣さを感じて好感を持ちました。
今回は別の先生の代理でしたし、幹部の方もひさびさの授業だったらしく、授業内容は今までの復習です。
和やかな雰囲気のなか、2時間の授業が終わりました。
さて、この方、大変忙しく国内外を移動して仕事しています。すでに英語も堪能で、どうして今さら日本語を学びたいと思ったのか気になりました。
それで、どうして今、日本語を学ぶのですかと聞いてみることに。
すると、怪訝そうな顔をして、どうして日本語を学ばないの?学ぶチャンスがあるのにと聞き返されました。
そして、日本に出張するときに日本語ができると楽になるし、日本語の作品もたくさんあるでしょと話してくれました。
そういえば、同じ企業に勤める別の方も、自分が日本のゲームやアニメ、漫画を楽しみたいのもあるけど、仕事で日本のものを扱ってるし、今後ますます日本のサブカルが中国に輸入されるはずだから日本語は必要と話してました。
動機が同じかどうかはわかりませんが、単なる趣味で日本語を学んでいるわけではなさそうです。
それにしても通勤時間や隙間時間を使って、Duolingoなどアプリで日本語を勉強したり、時間を見つけてはレッスンを受ける意欲に感銘を受けました。
彼らの努力を考えると、自分なんか怠けもので、向学心も持ってないなと
でも、だからと言って彼らのようになりたいとは思いません。
今の自分のペースは嫌いじゃありません。
また、わたしが取り組みたいのは日本語を学び成長したいと思ってる人を助けることで、今でも十分によくやってると思います。
ただ、先日も書いたように教える仕事は与える仕事なので、自分のスキルや知識を絶えずバージョンアップしたり、今まで手をつけてなかった分野についても研究しなくてはと思ってます。
いろいろな人と出会い、学ぶことって大事だなと思った今日でした。
今日も最後まで読んでくださりありがとうございます。
また明日!