中国で暮らすわたしの幸福論
昨日の note に書いたように、わたしたちは中国に留まるか、日本へ戻るべきか検討しています。
中国が嫌いになったので、日本に戻ろうかと考え出したわけではありません。
中国暮らしのコストをまかなえなくなってきたので、方向転換を強いられているだけです。
ですから、経済問題が解決できるのであれば、このまま中国に留まりたいと思っています。
そもそも、私たちは中国が大好きなので、ここで暮らしているわけではありません。
中国で試してみたいことがあり、それを実現する方法があったから中国暮らしを続けてきただけです。
ですから、中国暮らしを満喫しようという気持ちもほとんどありません。中国B級グルメとか、絶景スポットにも関心もありません。
わたしのお小遣いのほぼすべては書斎を作ることに費やされており、それは日本にいたときと変わりがありません。
休日の使い方も、日本にいるときとほぼ同じです。
友人とおしゃべりする
読書をする
映画を見る
ゲームをする
この繰り返しです。
実は、今朝妻が日本へ一時帰国しました。今日から来週の金曜日の夜まで、かりそめのシングルライフを送ることになります。
妻は基本的にわたしが家で何をしていようが気にしませんので、彼女が家にいてもいなくても、わたしの生活に影響はありません。
ただ、妻がいないと会話する相手がいないことに寂しさを感じますが・・・
そして、妻は日本から帰って来ると、「羽を伸ばせた?」と聞くはずです。それに「そうでもなかったよ。いつも通り」と答えると思います。
こんなわたしですから、もし日本に帰ることになっても、今と同じように暮らすはずです。
もちろん、中国人社会で暮らすのと、日本人社会で暮らすのでは、ストレスを感じる場所も異なるでしょうし、気の使い方も違ってくると思います。
でも、どこに住んでいても完璧な満足や安心感を得られないと理解しているので、それなりに受け入れられるのではと考えています。
そういえば、わたしはどこに住んでいても、それなりに幸せです。
高層マンションに住んでいるときも、ワンルームマンションで暮らすことになった時も、新築マンションで暮らしても、築約50年のボロボロのビルに住んでいた時も同じく幸せでした。
高層ビル群の眺めも、マンションの敷地内でトランプをしたり麻雀をしている人たちの声を聞くのも好きでした。
同じ風景はひとつもなく、それぞれ異なっていましたが、どの部屋で暮らしても、リビングから見る景色を素敵だなと思えました。
もちろん、隣のビルの屋上に放棄されていたゴミは素敵だとは思えませんでしたが・・・
それはさておき、きっと次、どのような場所で暮らすことになったとしても、幸せだな〜と思って暮らすのだと思います。
あのときは良かったな〜ってほとんど思わないのも、大事にしなきゃと思ってます。
なぜなら、それは、最新の幸福感で、自分の人生が継続的に上書きされている証拠だからです。
こんな風に、楽しく幸せに暮らしていることに気付けたのは、もしかすると中国生活のおかげかもしれません。
異文化に身を置くことで気づくことはあると思います。
また毎日 note を書くことで、自分のことを違う目線で見たり考えることが、少しはできるようになったからかもしれません。
理由はどうであれ、今日も幸せだなって思えることは、かけがえのないことですし、ありきたりな言葉ですが尊いと思います。
そんな人生をこれからも楽しんでいきたいと思っています。
今日も最後まで読んでくださりありがとうございます。
また明日!
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