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センスのないオッサンの私が中国語を学ぶときに取った2つの戦術を紹介します
わたしには外国語を習得する才能はありません。
そもそも外国語を習得することに対してあまり魅力を感じていませんでした。むしろ、もっと日本語を極めたいと思っていました。
しかし、縁あって中国語を学ぶことに。
でも、その時わたしはすでに30代後半・・・
外国語を使えるようになるでしょうが、上級レベルまで習得するのは科学的に難しいことがはっきりしています。
それでも、中国で暮らし、中国語でスピーチをしたり、中国人に中国語で日本語を教えるくらいまでには成長できました。
今日は、中国語を使えるようになるために、わたしが取った戦術を2つ紹介します。そして、今後取り組みたいことについてもお話ししたいです。
戦術1:複雑な文型は切り捨てる
教科書を使うと、シンプルな文型からはじめて、徐々に複雑な文型を学ぶことができます。
しかし、実際のところコミュニケーションに複雑な文型はさほど必要ありません。
むしろ簡単な文型にバリエーションを持たせたほうが、コミュニケーションを取る上で役に立ちます。
例えば「中国語を勉強します」から「中国語を勉強しました」「中国語を勉強していません」「中国語を勉強しませんでした」という活用を学びます。
そこから「中国語を勉強しています」が使えるように練習し、さらに余裕があれば「中国語を勉強したいです」「したくないです」など幅を広げます。
単文でのコミュニケーションを極めることで、意図をシンプルに明確に伝える戦術をとりました。
さらに幾つかの接続語や、副詞を組み合わせることで、今のところほぼ100%意図を伝えることに成功しています。
ただ、注意点があります。
表現がシンプルすぎると失礼な印象を与えてしまうことがあります。それで、会って話すときは話すスピードや音程、さらには表情などにも注意しています。
メールやメッセージを送るときは絵文字を使っています。
最近では、オッサンが絵文字を使うのはキモいという風潮もあるようですが、キモくても誤解されるよりは良いと思っています。
そんな小さいことで距離を置かれるくらいなら、別に仲良くならなくても良いって思ってますし。それで良いのかは知らんけど・・・
戦術2:発音は意識するけど意識しすぎない
中国語は発音が命なんて言います。
でも、中国で暮らしてみて、綺麗で正確な中国語を話す人はほとんどいないことに気がつきました。
でも、みんなコミュニケーションを取れています。
それは、皆さんの中国語の発音が、理解できる許容範囲に収まっていること。そして、その許容範囲が思っているよりも広いことと関係がありそうです。
それで、相手が理解できているのであれば、それでOKとすれば良いと思うようにしました。
このように、発音に対して幾らか大らかな見方をするようにしてからは、自信を持って話すようになりました。そして今のところ、仕事でもプライベートでも中国語でトラブルに巻き込まれることは、ほぼなくなりました。
ただ、中国人と会話しているうちに、自分が苦手とする発音があることに気がつきます。
そこは、動画サイトや参考書を見て繰り返し練習しています。
また、最近ではAIや音声入力を使って、発音が聞き取れるかどうかを確認できるので便利です。
例えば、AIを使って自分の発音をチェックすると、特に『x』や『zh』の音が難しいと感じました。
最初はうまく発音できなくても、繰り返し練習することで少しずつ改善されてきた実感があります。
今後の戦術:教科書を使って文法のブラッシュアップを目指す
ただ、もうすこし表現に幅を持たせたいと思うようになりました。
きっかけはAIです。
AIを使えば、自分の中国語がわかりやすいかどうか、正しいかどうかについて客観的な意見をいつでも聞くことができます。
AIは、聞いたことはあるけど使ったことのない表現を提案してくれます。そそして、そういった表現を使ったほうが良い理由も説明してくれます。
そういったアドバイスを読んでいると、もう少し中国語能力を向上させたいと思うようになりました。
そして、学ぶのにもっともコスパの良いのは教科書を使うことですので、初中級、中級レベルの文法書を活用したいと思います。
そして、教科書やAIから学んだ新しい表現を使いこなせるように、日々練習を重ねる予定です。
さらに、ビジネスの場でも使えるような表現や、旅行先で役立つフレーズも増やしていきたいです。
もちろん、今の中国語レベルでもなんとかなると思いますが、まだ中国に住んでいるわけですから、もう少し中国語を学んでおくのが良さそうです。
さらには、将来中国語お爺さんとして、家庭教師などもできるかもしれない・・・なんて企んでいます。
さて、皆さんは外国語学習のセンスありますか?
もし外国語学習のセンスがあると思うなら、正攻法で進めば良いと思います。
ただセンスがなくても、私のように自分に合った方法を見つけて、楽しみながら進んでいけば結果はついてきます。そのはずです!
お互い、ぼちぼちとやっていきましょう!!!
今日も最後まで読んでくださりありがとうございます。
また明日!
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