中国のJINSでメガネを買おうとしたら日本を感じたお話
わたしはメガネをかけています。
今、メインで使っているのは3年ほど前に中国のJINSで買った黒縁のメガネです。
日本に帰ると、友人たちから中国人みたいだねと言われますが、自分ではサツキとメイのお父さんみたいなメガネだと思ってます。
さて、最近老眼が進んできたのと、日差しが強いと眩しくして仕方なくなってきたので、メガネを新調して日差しに応じて色がかわるのと手に入れようと考えました。
日本へ短期帰国した際に、メガネを買えればよいのですが、遠近両用のメガネの納期は7日程度です。
わたしは大抵4日ほどしか帰国しないので、帰国時にメガネを作るのは難しいかなと考えて、またもや市内のJINSへ行きました。
以前、JINSは市内に4店舗ほどあったのですが、家から近いお店は閉店してしまってました。JINSが中国のメガネ屋より高いと思いませんし、デザインだって悪くないと思うのですが、商売は難しいんですね〜
それはさておき、メガネを買う気満々で、タクシーに乗り最寄りのJINSへ。
お店にあった端末で予約を取ろうと思い、操作を開始するといきなりわからない中国語が現れます。
スマホで意味を調べていると、店員がやってきて端末を日本語表記に変更してくれました。
しかも笑顔で!!!
ここで、中国のJINSは中国人が運営しているのだろうけど日本っぽいなと感動してしまいました。
そして、番号が呼ばれたので視力の測定に入ります。
日本と同じく装置を使っての測定ですので、結果に不安はありません。
実際、先回中国のJINSで作ったメガネを日本の眼科で確認してもらいましたが、度数の選択もまったく問題ないとお墨付きをいただいてました。
今回、老眼の度数が大幅に進んでいることがわかりました。
店の人は、遠くを見る視力に変化はないけど、老眼が進んでいるのでレンズに慣れるのに時間がかかるかもしれないといいます。
そして、老眼の度数の関係で、レンズの使える領域が狭くなるので不便かもしれないとアドバイスしてくれました。
さらに、HOYAなどのレンズを使えば違和感なく見えるメガネを作ることができるんだけど・・・と説明した後、考え込んでいるような様子で口ごもります。
そのあと「次はいつ日本へ帰りますか?」と聞いてきます。
わたしが、予定はないけど11月頃に帰ってもいいかなと思ってますと答えました。
すると、担当者は笑顔になり「今のメガネでも見えてないわけではありませんよね。だったら、日本のJINSでメガネを作ってください。お値段が全然違いますので」と言います。
わたしは、多少高くても良いと考えていましたので、自分の考えを伝えました。
すると、担当者は「多少ではありません。値段は全然違います。HOYAのレンズは中国ではとっても高いんです。日本人が中国でわざわざ高いレンズを買う必要はありません」となぜか自信満々に言います。
それで、わたしはアドバイスとサービスにお礼を言って測定検査料はいくらですかと聞くと「無料ですよ。検査結果も持って帰ってください」と印刷された測定結果も渡してくれました。
今まで、UNIQLOやサイゼリヤ、スシローなど日本企業の製品にはほぼ満足していましたが、接客はまだまだだなと思っていました。
その中で、今回のJINSの担当者やお店の方の対応をみてモノだけではなくて、サービスも大きく向上しているのを感じました。
ショップ店員がお店の前でスマホを見ながらつまらなそうに立っているのが普通の中国で、キビキビと働きながら笑顔で、さらにこちらの側に立ったアドバイスをしてもらえるとは・・・
中国に長く住んでいて良かったと思った瞬間でした(大げさ
さて、メガネを買うために日本へ戻ることになりそうです。そういえば血液検査もしていませんし、アトピーの薬も切らしているので検査も必要ですし、豚骨成分を取得しに福岡へ戻るのも良さそうです。
いつのタイミングで帰るのか、しっかり考えて決めようと思います。
今日も最後まで読んでくださりありがとうございます。
また明日〜
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