一回ぐらいでは、できるようにならない。
入社して最初のうちは「一回で覚えろ」「何回目?」「同じこと言わせるな」みたいなことを、ほとんどの人が言われるはず。僕も転職して、まだ2ヶ月ぐらいなので、ちょいちょい言われる。35歳で言われると若い時よりもグサグサ刺さる。メンタルは刺し傷だらけ。もちろん僕も、一回教えてもらえたらできるようにとは思ってはいる。
だけど…一回ぐらいではできるようにならない。
これが現実。人は繰り返し数を重ねることで定着してできるようになる。だから育成に時間はかかるし、最初のうちは失敗やミスはつきもの。にも関わらずに「一回で覚えろ」「何回目?」「同じこと言わせるな」みたなマウントをとってくる人はダサすぎる。
言っている人も最初のうちは、同じこと言われてストレスを感じていたはずに違いない。そんなことは忘れて自分はストレートに覚えてきたぐらいに勘違いしている。見ていて恥ずかしくなる。
確かに僕は覚えはよくない。だけど、一回伝えればできるような人ってなかなかいない。そんな人を求めているのであれば、期待が過剰すぎるし、人をマシンと勘違いしている。
以前、教えられたことでも、少し不安で確認のために、再度聞いたぐらいで、いちいち嫌味を言われ、説教されたりする。それぐらいよくない?痛みや説教する方が体力と時間を消費しません?と思ってしまう。
教えてもらいメモまで書いていたとは言え、忘れてしまったり確認のために、また聞くことはある。繰り返しやってみて覚えるようになることわかっているはず。それでもなんで詰めるのか?
それは、詰めることで達成感と快楽を味わいだけ。相手のこと考えるというより、気持ちよくなるために発散したいという心理が働いている。
嫌味や説教をすることで、これまで言われきたが、言う側に辿り着いたと思い込み、これまでの自分の行いを美化している。さらに、相手が下で自分は上ということを再確認することで、勝利した気になれ自信がもてる。相手がヘコんだり謝ったりすると、自分の言葉が刺さったきにすらなる。
本人は言っていて気持ちよくなっているかもしれないが、客観的に見ると気持ち悪い。言い返せないとわかっていて言っている人がほとんど。また何者でもない新人ほ、どんなに正しい意見を言ったとしても、文句と捉えられて生意気な印象を与えてしまう。意見を意見として聞いてもらえないのが悔しい。
新人は搾取され勝てないようになっているのが現実。クソしょうもないことを言われるので、仕事がしんどくなっている。ストレスは膨れ上がっているが、こんな人はどこにでもいる。なので、ここは歯をくいしばり、仕事に集中するしかない。
いちいち言われないように、仕事を覚えてサクサクやれるようになるしかない。
いま感じているストレスは忘れないようにしてしなければ、自分より明らかに下の立場やスキルの人に、嫌味を説教をして自分を満たすのダサいと肝に免じておかなければ。