書く、撮る
こんにちは、イノクです。
ものを書かく仕事をしていると以前書いたら、小説ですか?と聞かれました。
残念ながら創作ではないです。
いや、考えようによっては創作かもしれませんね。
出来事や事実をまとめて文章化する時点で、書き手の文体、癖と言うものが出るので、そういう意味ではあらゆる文章が「創作」の要素を持っていることになる。ですが、世間一般の人が考えるような「小説」といったものではないです。
僕がやっているのは論理的な文章を書くもの書きです。
で、そういう仕事をしていると、文字ではないものを世に出したいという気持ちが湧いてきます。
今考えているのは、写真とコラージュ。コラージュは、造形でやりたいですが世に広めるとなると複製が難しいので平面かなと。そうすると、趣味になるのかなー?
写真はケータイで撮りまくったものを本にして出したい。素人の素人によるによる構成で、プロが駄作というモノ対して価値を付加してみたい。そんな野心はあります。
でも、単純に文字ではない世界の本を出してみたいというのが、本音。写真家の写真はすごいんです。いい機材使ってるし、技術も学んでいる。そりゃ、すごくないわけない。
随分前に『うめ目』が話題になったことがありますが、そんな感じ。
でも、ヒトは撮りたくないんです。人間よりも人間が手を加えてしまったモノを撮りたい。建造物もそうですし、手付かずの自然なんてほとんどない。人間が欲に塗れて手をつけたモノが発する作られた美の側面や、逆に人間の惨さ醜悪さを写真で撮りたい。
今やっている仕事の合間に撮り溜めて、出してみようかなと。そのためには、出版社探しと資金確保ですね。交渉術も必要。なんかワクワクしますね。