『文字のフィットネス』#8 「迷わず行け、行けばわかる」元気であり続ける為に、踏み出そう。金曜8時のアントニオ猪木。
2022年の下期の初日、私にとって大変インパクトのある訃報がスマートフォンのニュースフィードに流れてきました。
「燃える闘魂」アントニオ猪木氏、逝去。
ここ最近、「最後の闘魂」という題名で、難病•全身性アミロイドーシスと闘う様子をYouTubeで更新されていましたが、かつてのパワフルなイメージとはほど遠いものがありました。
しかし、時折見せる眼光は、昔々、金曜日の8時に父と食卓を囲んでテレビ観戦していた頃の猪木氏と何も変わらない。
そんな姿を見る度に、蘇ってくる父との思い出と共に、鼻の奥がツーンとする感覚が襲ってきました。
この文章を書いている今も、目もとが潤んできます。
電車の中なのに、恥ずかしいな。
◎『踏み出せば、その一足が道となり、その一足が道となる。迷わず行け、行けばわかる』
猪木氏が現役引退の際に残した言葉です。
当時、ある志を持って海外へ行く直前のタイミングで、不安と迷いに襲われていた自分は、この言葉に随分救われました。
「千里の道も一歩から」という言葉もありますが、どこかへ辿り着こうとした時、最初の一歩無しにどこへも到達しません。
さらに、踏み出した一歩も、踏み出し続ける事で、ようやく道となります。
これは、運動習慣の定着や、その向こう側にある「何でもできる元気な身体」を手に入れるためのマインドセットによく似ています。
先ず始める事。そして継続。
◎元気があれば何でもできる
アントニオ猪木氏が生前に成し遂げられた事は、プロレス界のみならず、多岐に渡ります。ぱっと思いつくだけでも、
:タバスコを日本に紹介
:モハメド•アリ戦実現
:政界進出「国会に卍固め、消費税に延髄斬り」
:湾岸戦争でのイラク日本人人質解放
:北朝鮮メーデースタジアムでのプロレス興行
などなど…。
常人にはとんでもない事ばかりですが、それもこれも全て、猪木氏が元気で、バイタリティに溢れていたからこそ、成し遂げられたことばかりです。
では、プロレスラーではなく一般人である私達にとっての、元気のその先にあるもの。
「いつまでも孫と遊んでやれる身体」
「ストレスフルな仕事も難なく乗り越えていく体力」
「明るく眩しい笑顔」…。
いくらでも出てくると思います。
元気である事によって得られる恩恵は、とんでもなく大きいのです。
まさに、元気があれば何でもでき、心身ともに元気(健康)な状態でいる事によって感じられる幸福感も大きなものとなります。
猪木氏の生前のバイタリティの出所は、常人の我々には理解の及ばない領域ですが、私たちが元気を手に入れる為に出来る事は、やはり運動習慣の定着です。
先ず一歩踏み出す事。小さな一歩でもいいから。
例えば、なるべく階段を使うようにする…など。
そして継続する事。
それが、元気のその先にある何かへの第一歩となり、道となるのです。
◎「人は歩みを止めた時に、年老いていくのだと思います」
これは「踏み出せばその一足が…」の詩の冒頭部分です。
ある漫画のセリフで、「諦めたらそこで試合終了ですよ」という言葉がありますが、おそらく同義語に当たります。
私自身がクライアントにとってのロールモデルとして、諦めずに、常に運動指導者として志を高く持って歩んでいくと同時に、クライアントが歩みをやめたり諦めたりしそうになった時、力強い励ましの言葉と、具体的な打開策や方法をクライアントにご提案を提供できる様な存在でいたいと思います。
年齢に負けない元気な身体を手に入れたい方、一度私にご相談ください。
https://mosh.jp/services/92317
猪木氏の訃報を受け、運動指導者としての私がやるべきことは、シンプルなことではありますが、「クライアントの元気をサポートすること」であると再認識しました。
元気があれば何でもできる。
ご冥福を、心よりお祈りいたします。
さぁ、猪木さん、あっちでカシアス・クレイ(モハメド・アリ)が待ってますよ!
ダー!!!
モハメド•アリが亡くなった際の記事はこちら
https://lineblog.me/graciejiujitsukm/archives/3713404.html
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