英語で楽しく働く。最も大切なこと。英文事務、通訳、翻訳、英文ライター等の英語実務経験から、感じたこと。
僕は商社で英文事務を経験し、
現在、翻訳通訳会社に雇用され、
通訳をメインに、翻訳を担当しています。
他に、フリーランスとして、
以前の商社、別の翻訳会社、外資企業から、
翻訳、英文ライター、AIテスターの案件を受注しています。
英語で働くとき、何が一番、大切か?
と聞かれたとしたら
と、答えると思います。
もちろん、英語力は大前提として必要ですが、
英語実務職に採用されたということは
あなたの英語力はすでに認められているということです。
また、たいていの仕事はPCを使いますので、
それに慣れていることも必須です。
コミュニケーション能力、
チームワークなども、大切なことでしょう。
ですが、英語実務で、困難にぶち当たった際、
英語力や、こうしたこと以上に、
大事になることは存在すると経験から思います。
英語実務の世界に入ると、
ものすごいプレッシャーが来るし、
いくら英語ができるといっても、
その業界、専門分野、専門用語、仕事が分かっていないので、
ほとんど、はじめは仕事ができないはずです。
中途採用になると、手取り足取りというより、
即戦力、できて当たり前!みたいになります。
(特に、翻訳、通訳の仕事はそうです)
そんな時、
っていう(根拠のない/そんなもの、なくていいです!)自信が、
己を支えてくれる武器になるんです。
商社で、英文事務を引きついた時、
前任者である帰国子女の方がいなくなれば、
僕一人が、会社の英語処理をすべて担当し、
海外とのメール、電話、輸出入のやり取り、
英文書類作成等をこなさなければなりませんでした。
一か月、親切に引継ぎしてもらいましたが、
覚えきれませんでした。
あとは、前任者の残したメール等の交換記録、
ファイルから、それぞれの仕事、英語処理を
再現して学ぶしかなった。
輸入、輸出は、納期に合わせて行います。
遅れたりすると、取り返しがつきません。
海外代理店とのやり取りは、緊迫に満ちていました。
夜中に何回も、目が覚め、
毎朝、下痢になりました。
僕は鈍感な方でしたが、
それでも、それくらいの責任でした。
でも、
英語で働けている
英語が好きだ
僕は(英語なら)できるんだ
と、信じていました。
一年を過ぎると、仕事も把握していました。
こうして、2年はあっという間でした。
通訳になったとき、打ちのめされる
翻訳通訳会社に入ったとき、
わかってはいましたが、
自分の英語力が全く、職務に見合っていない
ということに、大きなショックを受けました。
等の人ばかりでした。
皆、尊敬できる
僕より、英語もうまいし、
海外経験も、豊富な人しかいなかったのです。
いくら、僕が
とか言っても、まったく、太刀打ちできない世界でした。
ネイティヴスピーカー、または、子供のころから向こうにいたとか、
そういう人にはどう転んでも、勝てないなと、
実感したのもこの時です。
こうした先輩、同僚の方の
通訳、翻訳の能力は、ほれぼれとするしかありませんでした‥。
素直に、学ぶべきものは学び、いろいろ、
教えていただくこともありました。
そして、変わらず、今日も、英語学習は
継続しているし、通訳としてよりよくなるという
気持ちで、日々、業務に挑んでいます。
外資で働く
外資の案件はトライアルやリクルート、スカウトとされた時の応募、
面接等、選考に応じるのはすべて英語です。
作業指示も、英語になります。
大混乱します。
こんなリサーチ、こんな翻訳、こんな案件できるわけがない!と。
でも、
僕は英語はできる、英語は楽しい!
と、スリリングに、その大変さの中、仕事している自分がいるんです。
で、週末に気合れて、バカ力で納期まで、
終わらせてしまうことができるんです。
英語は勝つか?負けるか?
なんていうものじゃない。
ニュージーネイティヴみたいになることだって、
永遠にできるわけがない。
日々の継続から、わかりきったことでした。
僕は英語をやっているのは、そんな目的のためじゃないんだと。
人それぞれの英語のバックグラウンド
人には、それぞれ、生きてきた人生、
英語への想い、英語習熟のバックグラウンドがちがいます。
使いこなす英語は生まれ、学習環境、その人の人生ごとに、
まったく違うものになります。
と、考えると、
英語達人たちとの埋めようのない差など
もともと、存在しないものになりますし、
自分の英語はこれなんだから、
これをよりよくすればいいだけの話
という自信になるのです。
僕の英語人生
結論
このような考え、人生経験から、
難しく、たじろいてしまう、通訳、翻訳に挑むとき、
僕は(英語なら)できるんだという自信が
常にありました。
という気持ちで、通訳、翻訳の仕事をしてきました。
こうして、通訳として、2年目になっています。
以上、この二つが
僕が英語実務(英文事務、通訳、翻訳、英文ライター)
を行う際、英語力そのものと同等、あるいは、
それ以上に大切だと思う(大切にしている)ことになります。
この自信は、ニュージーランドから来ています。
英語を学ぶのも、大好きなのも、
ニュージーランドがあり、ホストマザーの出会えたからなのです。
英語をやるのも、大好きなのも、ニュージーランドにつながるからです。
僕の人生、ニュージーランドなしに語ることはできません。
ニュージーランドに出会っていなければ、
今日の僕はなく、
したがって、ここでこんな文章を書いて、
皆さんにお見せすることもなかったでしょう‥。