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特許翻訳(事務)応募時の禁句。応募書類に書いちゃダメ!

特許翻訳、特許事務応募時の禁句。



初めに

弁理士は国家資格です。かなり難しい試験ですが、英語をきっかけにして、特許翻訳、通訳の上に、さらなる武器として目指すには、やりがいのある目標だと思います。


通訳、翻訳をしていると、専門性の高い特許分野の翻訳、通訳は挑戦してみたい分野です。なので、過去、何回も、特許翻訳(事務)に応募しましたが、二次面接までで、不採用でした。

特許翻訳を志望した際、僕は、弁理士資格取得まで、視野に入れ計画していました。僕は頭はそんなに良くないですが、それこそ、特許翻訳に雇用されたら、英語と同じように、4、5年頑張ってみようじゃないか!難関ではあるが、不可能でもあるまい!と、考えていたのです。


特許求人応募で経験した不思議なこと(ジンクス)

禁句について

そんな気持ちで志望した特許翻訳求人の応募において・・特許翻訳として、当然、特許を専門に扱う国家資格弁理士取得を目指すのは当たり前だと考えていました。特許業務の責任を担う弁理士資格を習得し、それを武器にしていくのは当たり前だと思うのですが、それを応募書類に書くと、まず、書類は通りません実験しました。面接まで行ったものは、一切、弁理士資格については触れていません)。


二つの理由

おそらく、以下の2つが、主な理由です。

①特許翻訳、特許事務として雇用するのだから、その役職で長く働いてほしい。
弁理士を目指すということは、いつか、応募職種の特許翻訳、特許事務を離れることを意味します。いずれ去る可能性のあるものを雇っても仕方ない。しかし、別に、弁理士資格を目指して何が不都合なのでしょうか?その資格を持っていて、翻訳、事務のままで雇用しても、十分、いい人材になると思いますし、弁理士資格所持の特許翻訳者を雇用しているということで、事務所としても、海外案件に関し、信頼が付くと思います。

②特許事務所に、何人も、弁理士はいらない。
おそらく、こっちが本当でしょう。特許事務所の代表はたいてい、弁理士です。つまり、事務所に何人も、弁理士がいては困る、必要がないということでしょう。弁理士資格を取られてしまうと、ライバルが増えます。


でも、こうした理由は、杞憂だと思います。まず、弁理士資格自体が、かなり難しい資格であり、3000時間とか勉強しても、8%とかしか、受からない資格です。志望した人のほとんどは取得できないと思います。
また、弁理士として登録し、自分で開業するとなると、かなりの難関ハードルになると思います。だれもが、自分の看板で、弁理士稼業ができるとは限りません。当然、弁理士志望者をライバル視するのは、行き過ぎた心配というものです。


業界に確認

ちなみに、業界関係の人に聞いたところ、やはり、①および②が理由だそうです。「ダメだよ、そんなこと書いたら(面接で言ったら)、落とされるに決まってんじゃん」とのことです。どっちがもっともな理由なんですか?と聞いたら、言葉を濁されました。②ではないかな?と、僕は推測します。

特許の分野というのは、その志望者、そこで働く人が、その業務を取り扱う責任者、国家資格の弁理士を目指すことが疎まれるという珍しい業界です。

つまり、特許翻訳(事務)と、弁理士は、別物と考えた方がいいです。
特許翻訳(事務)として頑張った末に、弁理士資格、英語使い→弁理士資格取得というのは業界では公言しない方がいいルートです。通訳、翻訳職から、専門性の究極として、弁理士資格を目指す場合、黙して、目標に邁進しましょう!


対策

弁理士志望者歓迎と明記している特許事務、翻訳の求人に応募
特許事務所でも、弁理士勉強者を歓迎しているところもあります。そこに応募すればいいんです。

いう必要がない。弁理士資格志望は一切、黙る。伏せる。
弁理士を目指して勉強していることをわざわざ、公言する必要はありません。応募書類にも書かない。それだけのことです。


まとめ


弁理士資格を目指していることは、特許翻訳、特許事務求人応募の際の強い動機の説明、志望アピールにならない。むしろ弊害。隠す、伏せる。

通訳、翻訳の世界では、英検1級、TOEIC満点、国連特A級を取りたい、留学したい、海外大学院に行きたいなんて言うことは、むしろ、歓迎要因です。

通訳、翻訳の世界の競争は激越です。というか、実力は、明らかに目に見えてわかるので、純粋に、英語力だけが勝負の世界です。

不思議な業界です。


執筆者
名前:Masa 
職業:通訳
取得英語検定:実用英語技能検定1級
海外体験:Working Holiday in New Zealand and many more....

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Masa/楽しく通訳、英語学習
子供の頃から、絵を描くことが大好きです!オリジナルキャラのペン画を制作しています。いい絵を描ける日が来ればいいと思い、日々、制作しています。ニュージーランドにつながるための道としての英語学習、TOEIC900点トライ!も、継続中です。サポートしていただけたら、ありがたいです!!