初めて経験した国外通訳
国外通訳に関して
10日間、初めて国外の通訳案件を担当しました。通訳だけでなく、案件の業務内容も管理するマネジメント的な責任も伴う初めての仕事でした。
通訳の責任範囲
こうした案件は現地通訳の10日間だけでなく、その案件を受注する前の仕様書の翻訳、契約受注までが前段落にあり、いよいよ、案件の実行時、通訳の提供となります。そしてそれを終えても、報告書の作成があり、それが認定されてから、見積していた金額を請求し、入金の確認までが責任という形になります。
つまり、通訳する前の書類翻訳から、担当していることで、通訳の提供はその内容を理解しているから、可能になります。業務の提供、管理、進行間の通訳を終え、帰ってきてから、詳細なリポート(英文)を作成し、作業完了を理解してもらう。その後、請求書を送り、入金を確認し、完了です。なので、メインの通訳だけでなく、翻訳、英文事務的作業も付随するのがこうした国外通訳案件です。
マネジメント
守秘義務
守秘義務があり、たしかな場所のことは書けませんし、撮影画像は業務にしか使用できず、公開できません。そのことが残念に思います。産業通訳にはそういう取り決めもあると思います。
アメリカ経験
僕はその国はニューヨークだけは大学卒業後、訪問したことがありました。ジョン・レノンのアパートを訪ね、美術館、セントラルパーク、自由の女神を目で見て、グラウンドゼロを訪問しました。ブルックリン橋を渡りました。
人々
あの時はあまり意識していなかったのですが、皆、体が異様に大きいなと思いました。出会う人は思いやりの深い人が多かったです。しかし、仕事でしたので自由に動ける時間は少なく、もっと、仕事の関係を超えて、いろんな人と話してみたかったです。
映画そのもの。古き良きアメリカ
住宅地を歩いていると、古き良きアメリカを感じました。僕が10日間いた場所は、中流階級のやや上の世帯が多く、豊かなアメリカの象徴でした。前庭、裏庭に十分な芝生スペースを取り、トランポリンがあったり、樹木から、縄でブランコをつるしている家庭が目につきました。まさにアメリカ映画に出てくる中流階級の家、暮らしぶりです。ハロウィンの飾りつけをしていて、それも、空気で膨らますどでかいやつとか、庭の木から、縄のクモの巣に見立てて、垂らしていたり、ぎょっとするくらい、リアルな等身大の骸骨模型を何体も並べていたり・・少し、夜には怖い。でも、かわいらしいものも多かったです。
どの家も、映画みたいにポーチがあり、二三段階段を上ると、入り口。スクリーンドアがありました。ポーチにはベンチが置かれ、軒先に星条旗を掲げている家もありました。クリントイーストウッドの映画に出てくるまさに、ああいう家を想像していただければ、ぴったりです。
子どもたちからのハロー
いろんな人種の子たちが学校かえり、通りかかるとハローと声をかけてくれました。ニュージーランドでもこうした経験があり、そのことを懐かしく思い出しました。
裏庭や、広大な芝生の上で、はだしで遊ぶ子供たちを見て、こんな豊かな環境で育ったら、どんな風になるのだろうかと、想像したりしました。
公園遊具
一帯の公園遊具は色とりどりに塗られ、ゴム製?の柔らかいマットがしかれています。その区画全部がそうした処置のものもありました。アメリカではこうした公園が過保護すぎると話題にもなるし、訴訟や安全規定等で、決まっているという話を依然読んだことを思い出しました。家に近くない場合、たいてい子供の親、大人が子供たちを見守っています。日本でも、この点は変わってきましたが、子供たちだけで遊ぶ場合もありますし、遊具の下はたいてい、地面、土です。この辺が違うのかなと感じました。
サイモン&ガーファンクルを聞く
期間中、アメリカで一番好きなミュージシャンはポールサイモン、サイモン&ガーファンクルなので聞きまくりました。臨場感がすごかったです。
フライドチキンのサイズがすごかった・・というか、全般的に食べ物は量がすごい・・。
夢をかなえたことで、こだわり、焦燥感が薄れていく
これから
今回、アメリカ英語で聞き取れないこともたくさんありました。僕の主な通訳の英語圏の顧客はアメリカの方になりますので、アメリカ英語の聴き取りをもっと学んでいきたいと思いました。
また、今後、医療関連の通訳、翻訳も担当する可能性があります。仕事に関連してくるなら、医療通訳士の資格等も視野に入れ、自分の英語力への信用の付加価値に役に立てて行きたいと思います。
僕は英語で貢献する。
僕の英語が必要とされれば、世界中どこだって行く。
継続あるのみ!