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時代と共に
みなさん街でよく目にする緊急車両にもたくさんの車種と歴史があることをご存知ですか?今回はその一つトヨタハイメディックをの歴史を紹介していきたいと思います。
(今回から少しマニアックなことも書かせて頂こうと思います!)興味ない方はスルーしてください。
◆ 救急車とは
救急車は日本では主に2社日産自動車とトヨタ自動車が発売しています。日産自動車→パラメディック トヨタ自動車→ハイメディックとなっています。
◆ 高規格救急自動車とは
高規格救急自動車とは救急救命士が救急車内で処置が行えるような機材、広さを持った救急車のことを言います。ハイルーフと言って天井が高く救急隊員が立ったまま処置ができるような広さになっています。
◆トヨタハイメディックの歴史
初代 ハイメディック UZH 132S・138S (1992-1997年)
1992年5月にトヨタ自動車が救急救命士法施工後国内初となる高規格救急自動車として発売しました。 ハイエース スパーロングをベースとし、全幅が115mm拡大されました。 エンジンは初代セルシオ用のV型8気筒4.0リッターエンジン(220馬力)が搭載されています。(マイナーチェンジ後からはフルタイム4WDが追加されました。)
2代目 ハイメディック CH 32S・38S (1997-2006年)
1997年5月に初のフルモデルチェンジとなったこのモデルではコストダウンしつつ初代のフィードバックから使いやすさが向上しました。 グランビアと欧州仕様のハイエースロングがベースとなりました。 エンジンは3.4リッターV6エンジン(180馬力)が搭載されました。
3代目 ハイメディック TRH 221S・226S (2006-)
このモデルはみなさんが街中で頻繁に目にする救急車ではないでしょうか?私も救急車と言ったらこのモデルが真っ先に浮かびます。
2006年4月27日にフルモデルチェンジされたこのモデルは再びハイエーススーパロング(両側スライドドア)がベースとなりました。これにより2代目と比べて全幅が80mm拡大されました。 エンジンは2.7リッター4気筒エンジン(151馬力)が搭載されました。また2代目と比べて300万円安くなりました。
後期型では市民の苦情からアクティビーコンと言う物が開発され、救急活動中(停車中)に赤色灯の光量を少なくできたり、逆に交差点などでは光量を多くして視認性を強化することもできます。またサイレンも進化し、住宅街などを走行中にサイレンの音量を小さくできるなど救急車は時代 環境に合わせてどんどん進化しています。
◆ 最後に
救急車は時代の流れや環境の変化市民の意見、苦情などに応えながら改良が入る度に進化し続けています。ですが、まだまだ苦情があるそうです。救急車(救急隊)は、私たちに何かあった時に助けてくれる存在です。そんな方達と日頃から助け合うことは大事なことではないでしょうか?