いだてんトークツアー②「大河ドラマの中に学園ドラマ!?」
長らく時間が空いてしまい、楽しみにされていた方には申し訳ありませんでした💦
11月30日に熊本市の熊本城ホールで行われた「いだてんトークツアー」をご紹介します(^_^)
前回は、脚本家の宮藤官九郎さんのクドカン節のお話しをしました。
今回は、脚本をするに当たっての宮藤さんのあたまの中をお伝えします。
少し記憶がさかのぼりますが、前半で金栗四三が勤務していた女学校の様子を描いた「竹早編」を覚えているでしょうか?
「女学校にもスポーツ熱を!」という勢いのまま、金栗四三が指導するもなかなかうまくいかず、最後は自分が槍を投げることによって、女子生徒に「スポーツって面白い!」と火をつけたところから始まった物語です。
その1シーンとして、女子スポーツに異を唱える保護者と金栗四三の意見の対立から、女子生徒が教室に立てこもる、という場面がありました。
そのシーンは宮藤さんいわく、なんと学園ドラマの王道である「金八先生」のオマージュなんだそう。
ここはご本人、本当に楽しそうに語っていていました(笑)。
ドラマ「金八先生」には、放送室に立てこもって校長先生と談判するという場面があり、生徒の意見がとおる、といった名シーンがあるのをご存知でしょうか?
途中で暴走族が応援をしに駆け付けてくれましたが、「いだてん」だとあの役に当たるのが「おにぎりを持って来てくれたおばちゃんがその役なんだ!」と力説していました(笑)
ここは、大河ドラマというよりかは、青春真っ盛りの学園ドラマの脚本を描いているようで本当に面白かった、と話されていました(*^^*)
そんなことを考えて脚本されているんだなぁ…と初めて知って新鮮でしたし、
確かに大河ドラマの中で学園ドラマチックに描けるのはこの先「いだてん」しか無いだろうな…と思わず笑ってしまいました(笑)。
私がいだてんにはまったのも、教師として金栗四三や当時の「教育」に共感する部分があったからなんだろうな、と振り返ってみて思いました(^^)。
教育のこと、授業をしている倫理や政治経済のこと、熊本の良いところ…。 記事の幅が多岐に渡りますが、それはシンプルに「多くの人の人生を豊かにしたい!」という想いから!。参考となる記事になるようコツコツ書いていきます(^^)/