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部活動改革の大提案 -教員によるゼミ・サークル制度の導入-

昨今、部活動の在り方に対して様々な意見がニュースを賑わせています。

中学、高校の先生たちは土日の休みがない、と言われますが、これは事実です^^;

正直平日フルでがんばったあと、土日もノンストップで指導する、というのはきついところです(笑)
 
さらに言うと、自分の専門外の部活を任せられることもあって、技術をあまり教えることが出来ないことが苦痛ですσ(^_^;)

ただ、私自身部活で大きく成長させてもらえた経験があるので、一概に悪いとは言えないと言うのが本音でも有ります。

日本のスポーツを支えてきたのは、間違いなく部活動と言えるでしょう。

その功績は計り知れません。

しかし、その行き過ぎによって教師が過労で倒れるケースもあったり、

勝利にこだわるあまり、体罰が起きてしまったりと、問題が数多く有ります。

そこで私は現役教師として、以下の3点を提案します。

一、部活動は人間形成を目的として活動し、プロを目指す子はクラブで強化すること。

二、一の目標達成のために、部活を週3回の活動にすること。

三、教員が得意分野を活かしたゼミ・サークルを開いて活動する自由を与えること。

一、二はけっこう思い切った改革かなと思いますが、部活動は別にプロを目指す訳ではないのですから、週3日でも充分ではないかと思います。

はっきり言えば、技術が身につくよりも、部活をする中でのコミュニケーション能力や忍耐力、リーダーシップの育成の方が重要ですから。

ただ、この改革は野球部やサッカー部などの花形のスポーツが結構きついのかなと思ったりもします。

そこが今後の検討課題ではあります。

三は私としては面白いアイデアはないかと思っています。

子どもに主体性を求めるなら、教師も主体性を持たせてやってみようよ、ということです。

部活動の顧問の先生は、結構専門外の競技を任せられることが多いです。

だけど、その先生一人一人は何かしら特技を持っているんですね。

私の身の回りの先生方は本当に面白い特技を持った先生が多くて、

・毎週のようにフィールドワークに出かけて虫を捕まえて標本にする先生

・ギターが得意で軽音部なら任せて、という先生

・小説のことを語り出したら止まらない先生

・ソフトバンクホークスのことを語りまくる先生

などです(笑)

かく言う私も、ソフトテニス以外に、社会問題を議論すること、プレゼンをすること、哲学を語り合うこと、山に登ることなど、

たくさん引き出しはあって、持て余している感じはあります。

それを活かさない手は無いのになぁ、、ともったいない思いをいつも感じます。

先生たちが、自分で部活をつくってみたら絶対おもしろいと思うんですね!

社会問題研究部、幕末研究部、昆虫研究部、
プレゼンサークル、バンドサークル、哲学研究会、野球を語り合う会等々、

アイデアを出せば部活が本当に面白くなると思います^_^

学校も変わるでしょう。🏫

ぜひ、実現させてみたいです✊


教育のこと、授業をしている倫理や政治経済のこと、熊本の良いところ…。 記事の幅が多岐に渡りますが、それはシンプルに「多くの人の人生を豊かにしたい!」という想いから!。参考となる記事になるようコツコツ書いていきます(^^)/