【つぶやき】部活動の在り方を考えてみる。
知人に部活動に関して、どんな状況か、どんな課題があるのか詳しく知りたいという方がいたので、少し考えてみました。
勤務校での部活動は現在、通常通り行われています。文化部、運動部、そしてそれぞれの部活動で活動時間は違いますが、おおよそ平日は約2〜3時間、休日は3〜4、長いところで5〜6時間といったところで活動しています。
※実業系の高校だと、もっと長いと思います。
私が担当している部活動は、運動部ながら毎週日曜日が休みで、精神的にも体力的にも本当に助かっています(笑)。
はっきりいってゆるい方でしょうね😅
他の運動部、特に体育の先生が顧問の部活動は、日曜日の練習は当たり前の現状です。
基本的に体育の先生のもつ部活動は強化部といって、特に力を入れている部活動と言ってもいいと思います。
自分がやっていた、専門の部活動で有れば休日出勤に抵抗が無いかもしれません。
しかし、正直なところ、専門外の部活動を任され、休みがないと言うのは相当精神的に辛いところがあります。昨年、私はそのような状況でした。。
技術的な指導ができなくても生活指導は出来るとはいいますが、ずっと立っているだけの時もあって、もったいなくて生徒と一緒に練習していました(笑)。
もちろんやりがいはあります。
大会前に一生懸命練習している姿は感動しますし、元気をもらえます。そして、しっかり部活動を見ることで、授業や学校内での信頼関係にもつながります。
しかし、教員の持っている資質と部活動とのマッチングは、人不足とはいえ、もう少しうまく出来ないかなと切実に思います。
部活動指導員の導入を含め、先生方の負担が少しでも軽くなることを願います。
部活動を無くせば良い、と私は思いません。むしろ、ほどほどでも良いから継続すべきだと思っています。
私はテニス部に所属していますが、年間1万2千円程度でいい活動費も、テニススクールに通えば月に12万円ほどかかります。(もっとかかるかもしれません。)
スポーツはお金を持っている家庭しか出来きない、という状態は格差が広がりかねません。
というのも、スポーツは精神性や人格を磨くのにとても教育効果のあるものだからです。
進路のことを話すと、実は推薦入試や一般入試で合格している生徒は、だいたい部活動生なんです。
何かに打ち込み、頑張ってきた経験は必ず将来に生きるのだと、私自身の経験からも、生徒の様子を見ていても思います。
だからこそ多くの人にして欲しいです。
自治体全体で、ノー部活デーの導入や、外部委託など、教員の負担を減らしつつ、生徒の教育を行えるような部活動の在り方を模索していただきたいと思っています。
うまく、先生方も生徒もwin-winになれる部活動の在り方がないかな、、と考えるところです。
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