読んだ本まとめ【2024.10】
今月も読んだ本は少なめです。
10月は念願のハリーポッターの舞台を長女と観に行きました。舞台観劇は大人になってから初めてでしたが、駅からその世界観が表現されていて良かったです。
楽しかった観劇のその後は色んな心配事がありまして。解決したものもあるのですが、当分解決しそうにないこともあり、おまけに年齢的なあれこれも重なって『なんかもうどうでもいい』モードになったりしました。
何をしても楽しくないので、本もあまり読めず。
今は少し復活しました。
2024年10月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:2112ページ
ナイス数:256ナイス
どちらもシリーズ物の1巻ですが『連弾』と『上流階級』が良かったです。
https://bookmeter.com/users/137328/summary/monthly/2024/10
■雷龍楼の殺人
【071】【図書館本】プロローグのあとに『読者への挑戦』があり、この後の殺人事件の犯人が明かされる。なかなか斬新(笑)誘拐された霞のパートと霞を救い出そうとする穂継のパートが交互に書かれるパターン。あれ、これはもしかして、と思って半分当たり。もう一捻りあっても良かったな。あんまり読後感も良くなかった。
読了日:10月31日 著者:新名 智
https://bookmeter.com/books/22027035
■時ひらく (文春文庫 ひ 13-51)
【070】『三越』にまつわるアンソロジー。残念ながら三越には一度も行ったことがないので、ここに書かれているシンボルにピンとこなくて入り込めない話もあった。ライオンは待ち合わせに使われる、って位のイメージしかないし。そんな中でも面白かったのは辻村さん、伊坂さん、東野さん。安定の3人(笑)初読みだけど阿川さんのも良かった。東野さんは湯川先生出てきて嬉しい。田舎の百貨店は次々と閉店してるけど、東京はどうなのかなー。
読了日:10月15日 著者:辻村 深月,伊坂 幸太郎,阿川 佐和子,恩田 陸,柚木 麻子,東野 圭吾
https://bookmeter.com/books/21702922
■連弾 (中公文庫 さ 83-1)
【069】面白そうな本があって手に取ったらシリーズ物だったので、それなら最初から…と思って読んだ。捜査一課の刑事と所管の音楽隊希望の女性刑事のバディもの。現在と過去が行ったり来たりしながら事件の真相を追っていく。2つの場面が入れ替わりで進む話は好きかも。途中でああ、ここで繋がるのか!と思う瞬間がいい。全体的に内容は重めなので、心が元気な時に読むのがいいと思う。
読了日:10月13日 著者:佐藤 青南
https://bookmeter.com/books/18168199
■ヒポクラテスの悲嘆
【068】【図書館本】いわゆる8050問題、引きこもりや老老介護がテーマの連作短編集。内容は重めだけどサクサク読める。光崎先生は毎回登場するけど、あっさりしていて物足りない。今回主役?は古手川刑事なのかな。ラスボスは予想通りだったけど、ラストもちょっと弱いかな。最初の頃のようなインパクトがない気がする。もっと法医学教室をメインの話が読みたい。読了日:10月10日 著者:中山七里https://bookmeter.com/books/21854420
■上流階級 富久丸百貨店外商部 (小学館文庫) (小学館文庫 た 35-1)
【067】私の人生に1つも交わらない、百貨店の外商というお仕事。バイヤーから外商に抜擢された静緒の成長物語的なお仕事小説。最初は馴染みがなかったせいか「厚いな…」と思って読んでいたけど、どんどん面白くなった。外商ってお金持ちの御用聞き、くらいのイメージだったけど思ってたのとはちょっと違った。それにしても、世の中にはすごい金持ちがいるんだなあ。。。
読了日:10月08日 著者:高殿 円
https://bookmeter.com/books/14057571
■五つの季節に探偵は (角川文庫)
【066】初読みの作家さん。5つの短編集。タイトル通り春から夏、秋、冬、そしてまた春の季節が巡るが、主人公のみどりは高校生から一児の母になり16年が経っている。それぞれの年代で探偵として依頼を調査する様子が描かれていて、みどりの成長をみるのも良かった。特殊な事件は起こらないが、真相が気になる展開。続編もあるようなので読んでみたい。
読了日:10月02日 著者:逸木 裕
https://bookmeter.com/books/22076219
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