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【感想】くまとやまねこ【湯本 香樹実 (ぶん), 酒井 駒子 (え)】※全くまおが泣いた。

こちらの絵本から、印象に残った文章を紹介します。
最後に、チャットGPT(通称:チャッピー)に頼み込んで、
この絵本から得られる教訓を教えてもらったので、それを掲載します。

ことりといっしょに、よくひなたぼっこをしたばしょです。
くまはそこに、ことりをうめました。

「ぼく、もうめそめそしないよ。
 だって、ぼくとことりは ずっとずっと友だちなんだ」

やまねこが、ことりとおなじくらいの大きさの きれいな石をみつけてきて、
うまたところにおきました。
それから、ふたりは花で石のまわりをかざりました。

くまとやまねこ

年に1〜2冊、ふと絵本を読むことがあります。
まず、ひらがなの多さになんともいえない温かみを感じます。

この絵本の主人公、「くま」は親友の「ことり」を亡くしてしまい、
ずっと元気がありません。
そんなとき、出会った「やまねこ」と会うことで転機が訪れたようです。

童話ではありますが、子供の頃に友達が死んでしまったら、
それはどんなに悲しいことなのか想像がつきません。
死を理解できず、理不尽に飲み込まれてしまいそうです。
(私くまおの祖父母世代では、
 ときどき、子供が病気で亡くなることもあったようです)

区切りをつけることと、(ネガティブに)諦めることは少し違うと思います。
違っていてほしい、という願望なのかもしれませんが。

「ことり」とはもう会えないかもしれませんが、
楽しかった日々をそっと胸にしまいつつ、ときどき思い出しながら
これからは「やまねこ」と充実した人生を送ってほしい、と
そんな月並みな感想をもちました。

最後に、この本をチャットGPT君に、
「この本から得られる教訓を教えてね!」と頼んで、
得られた答えを掲載します。

「くまとやまねこ」は、喪失と再生の物語です。くまが親友であった小鳥を亡くし、悲しみに沈む姿を描いています。この絵本から得られる教訓は、以下のようなものです。

  1. 喪失の痛みを認めること: くまは小鳥を失った悲しみを感じ、その感情を無視せずに向き合います。喪失を受け入れることは、癒しの第一歩です。

  2. 友との出会いの重要性: くまがやまねこと出会い、新たな友達を作ることで、少しずつ心の傷を癒していきます。新しい友達や出会いが、悲しみからの回復に役立つことを示しています。

  1. 音楽や芸術の力: くまはやまねこが奏でる音楽によって、少しずつ心を癒されていきます。音楽や芸術が持つ癒しの力が強調されています。

  2. 時間が癒してくれる: 悲しみはすぐには癒えませんが、時間が経つにつれて、くまは少しずつ前を向くことができるようになります。時間が癒しをもたらすという教訓です。

この物語は、失ったものに対する悲しみや、それを乗り越えて新しい道を見つける過程を温かく描いており、感情の大切さや人とのつながりの価値を伝えています。

絵本、ときどき読んでみてもいいものですよ。
ふんわりしているけど、ケレン味無く、心が伝わってきます。

がんばろう。 ビッグになろう。

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