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【書評】金利を見れば投資はうまくいく【堀井正孝】※社債スプレッドの値で下落を察知する?

こちらの本から、印象に残った内容を紹介します。

一般的に株価が上昇していると、景気は良いと思われがちですが、株価上昇時に、社債スプレッドが拡大し続けるようなら、それは、まもなく景気が後退する危険信号です。決して見逃してはいけません。

金利を見れば投資はうまくいく P112

株式と社債スプレッドは、逆相関の関係にあり、以下のようになっています。

  局面        株式     社債スプレッド
1.リスクオン    ↑上昇      ↓縮小
2.レバレッジ    ↑上昇      ↑拡大
3.リスクオフ    ↓下落      ↑拡大
4.財務緊縮     ↓下落      ↓縮小

確かにこの本に掲載されているダウ平均と社債スプレッドのチャートを見ると、上記の通り、反対の動きをしていました。
2024年5月は、株式と金利ともに上向き、と受け止めることができそうです。そうすると、「2.レバレッジ局面」となれば、もうすぐリスクオフとなり、下落相場が開始するのか?と少し心配になってきました。

https://www.nomura-am.co.jp/market/weekly/weekly_high_yield.pdf

社債スプレッドは、上記リンク先の「3.利回りとスプレッド」で確認できるかと思います。
(週ごとに更新のようです。Google検索で「米国債 スプレッド 現在」のキーワードで検索しましょう)

基本的にはBuy & Hold ですが、下落相場になれば、
個別株等のサテライトは売却かな〜と思っています。
狼狽売りはせず、自分の中で景気後退・株安に伴う計画的な売却ができれば、と考えています。

がんばろう。 ビッグになろう。

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