住まいのアイテムについて〜椅子その1
ここまで着るものや身の回りのものについては一通りご紹介したので、住まいのアイテムについても少し紹介をしてみようと思います。
住まいの中で最も私が大事にしているのが椅子と照明です。まず椅子ですが、コロナを契機に自宅で仕事をしたりくつろぐ機会が増えたことで、長時間座っていても疲れない椅子を仕事とプライベートの用途別で揃えておくことの重要性をひしひしと感じた人も多いのではないでしょうか。私は腰痛持ちであった一方、コロナ前から自宅で仕事をすることが多かったため、今の住居に引っ越しした際に椅子については非常に慎重に選びました。その結果、コロナ禍になって自宅で過ごす時間が増えたときも割と快適に過ごすことができています。
まずご紹介したいのが、ダイニングチェアです。ダイニングチェアは食事の前後に長時間利用するものであり、かつ食事をするだけでなく、テレビを見ながらリラックスしたり、作業をするときにも利用されるため、幅広い体勢で快適に使えるものでなくてはなりません。こうした検討から選んだのが、カイ・クリスチャンセンがデザインしたヴィンテージのチェアになります。黄色の方がNo.42, もう一つの方がNV31です。
これらの椅子は座り心地が抜群なのですが、ヴィンテージのものは椅子としては少し華奢な部分もあり、No.42は購入後、一度修理をしています。なおNo.42は宮崎椅子さんで復刻したものも現行品として販売されていますが、そちらはもう少し頑丈に作られているイメージがあります。しかしオリジナルには、欠点を補って有り余る造形美を感じることができます。
椅子の材質はNo.42がローズウッド、NV31がアフリカンチークです。いずれも今は希少材となっていますが、そうしたものが手の届く値段で手に入るところがヴィンテージ家具の良いところではないかと思っています。
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