07|さらば小田原、ハローのり子
旧号前説やあ読者諸豚ごきげんよう。こちらはすっかり暑さも和らいで秋まっしぐらといった様相を呈しているが、そちらはどういったご塩梅だろうか。
こうしていざ秋の入り口に立ってみると、不思議とあの嫌で嫌でたまらなかった夏の蒸し暑さが愛おしく思えてくるものだ。無論、再び目の前にあの暑さがやって来たら辟易するのは言うまでもない。単に、無い物をねだるのは人間の永遠なる性ってだけの話。
さあさ、それでは早速本題へ。
本編旅から戻りいよいよ10月の小田原行きが現実味を帯び始めてきた頃