たまに短歌 盛夏の夜
銭湯に行って戻って汗まみれ
たまには開く踏切渡り
せんとうに いってもどって あせまみれ
たまにはひらく ふみきりわたり
風呂釜が壊れた。自宅なら自分で業者を頼んで修理してもらうなり買い替えるなりできるのだろうが、URの賃貸なので設備関係のことは全て管理事務所を通さないといけない。それで先週から銭湯に通っている。
銭湯までは歩いて10分ほどだ。夜のことなので日差しを気にすることはないのだが、それでも暑い。なるべく汗をかかないように、ゆっくり歩いているつもりなのだが、銭湯から家に戻ると汗がどっと出る。何しに行ったのかわからない。人生はわからないことだらけだ。
銭湯までの往復で、途中に京王線の踏切を渡る。夜なので、比較的ダイヤは空いているほうだが、それでもよく引っかかる。それだけ足の便は良いということでもあるのだが、そうは感じられないこともある。各停しか停車しない駅だと、通過列車ばかりで踏切が鳴りっぱなしということもある。京王線には1時間のうち52分間閉じたままという時間帯がある踏切もあるそうだ。幸い、この銭湯に行くのに通る踏切はそこまで酷くはないのだが。
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