くまの逆立ち

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アップデート

職場でうまくタイミングがあって数日夏休みがもらえた。 仕事を始めてから、こんなに長く連休になるのも初めてだった。 どう休みの時間を配分しようか。 離れて住む家族に会いたいし、時間を過ごしたい人も何人かいる。 そう思って慣れない車を運転して地元に帰った。 車で飛ばして2時間ぐらい。空は青々と晴れていた。山道を走っていくにつれて、このまま入道雲に飛び込んでいきたいと思うような天気だ。 窓を少しあけると蝉の鳴き声が塊になって耳に飛び込んでくる。 あれ、こんなに田舎だったっけ?と

    • 一人でやる気概と、外とつながる心の整理の両立

      職場で人事が発表されて、異動や退職で職場を離れる人たちへお花と拍手を贈っているときに気がついた。 もう一年間がすぎてんじゃねぇか…!!! それぐらい、今年の一年間は怒涛の日々だった。 医療専門職として働いているので、学会発表や院内勉強会や新しい領域の勉強などで日々学んではアウトプットしての繰り返しの毎日。 仕事としては新人教育もやって、色んな領域の患者さんともうまく付き合ってコミュニケーションも場数をこなせばなんとかなるなんて思ったり。 けれど、忙しさにかまけて英語の勉強が

      • SNSを減らしてみたら。

        先月の今頃に思い立ってYoutubeやInstagramをみる時間を減らすことにした。 かなりのスマホ依存である私は、まずタイマー付きの箱をアマゾンで買った。時間制限付きで鍵がかかり、意志の力を使わずに物理的にスマホを使えない状態にできることはかなり助かった。 仕事から帰ったら、まず箱にスマホを放り込む。仕事やどうでもいい連絡も、興味のままにアクセスできる情報もシャットアウトした状態で、シャワーをして晩ご飯を食べる。 スマホを触らないだけで目の前のことに対しての感覚が鮮やか

        • 他人の人生の観客になりすぎている。

          仕事の通勤の時や休みの日に、ついついYoutubeやInstagramを眺めて時間がいつの間にか消えてしまっている。 SNSを使って誰かが面白いと考えたものや聞いたことがない音楽に出会うことはすごく楽しい。けれど、同時に誰しもが抱える劣等感や反感を刺激するようなサムネイルや煽り文句を携えた動画もついつい目に入る。うまくいかない人間関係や格差が勧善懲悪的に成敗された話と騙る投稿も、タイムラインで表示されてげんなりしてしまう時も多い。 見たいものを見ているのではなく、見させら

          英語を2000時間勉強してみた。

          なぜやろうと思ったのか? 医療専門職の勉強をする学科に通っていた大学生の頃、非常に多くの課題や専門職としての将来性に対して鬱屈としていた。 鬱屈とした日々の中で、唯一心が救われていたのは映画館で洋画を観ているときだけだった。 いつしか、俳優が話すセリフを字幕ではなく自分の耳でそのまま理解したいという衝動に駆られるようになった。 色々調べてみると、日本人が英語を習得するのには2000時間の学習が必要だという仮説があることを知り、興味半分でコツコツ続けてみた。 勉強期間 5

          英語を2000時間勉強してみた。