常夏の朝の大地を駆け抜けて ~早朝のタイ南イサーン鉄道~ の批評まとめ!
今月は私の批評の月という事で、上記の小説「常夏の朝の大地を駆け抜けて ~早朝のタイ南イサーン鉄道~」を批評いただきありがとうございます。正直小説の知識などが乏しい中で、勢いで書いた小説なので、非常に厳しい「論外」のような批評が来ないかと、すこしひやひやしましたが、そんなこともなく、非常に的確で、見落としていたところを気づかせてくれる内容で大変感謝いたします。
笹塚さんからは、小説を書く上の基本的な手法を批評いただきました。
三点リーダ「…」は2つずつ使う、とか文中途の「!」「?」のあとは全角スペースを入れる
こういったことは私の様な全くの初心者だと本当に解らないもので、そういうものなのかと勉強になりました。その他改行が苦手とかいろいろあるので、少しずつ直していかなければと思いました。
亀野さんからは、物語での時系列の批評がありました。
読者にとって「主人公と《どの時間・どの場所》を共有しているか?」が分かりやすいように書いた方がよいのでは?
これで「アッ」と思ったのは結構今回の他の人の作品を批評するときに気になる点だったようだと思いました。読むときにそれが気になっているが、いざ自分が書くと、自分もそのあたりをうまく表現できていなかったという事ですね。ここは書き終えてから見直して時系列に対する違和感をしっかり見つけて直す必要性を感じました。
石川さんからは、別の意味での時間軸の使い方についての批評がありました。
果たして実際の6時間はこのように過ぎるでしょうか。
これも「はっ」とさせられました。そうですね。会話と会話との間に勿論沈黙の時間はあるのですがそのあたりの表現に工夫が弱いと確かに弱いと思いました。雰囲気は出ているといわれましたので会話と会話の沈黙の時間の表現をうまくやっていければと思います。
成田さんからは文学的な視点から批評を頂きました。
土地と内面の繋がり、風景と人物の心の動きをもっと深くリンクさせると何故舞台がタイなのかという事により説得力が増すと思います。まだ登場人物達の性格にどこか類型的な部分も散見される
文学とかはじめは非常に高い次元とは思いましたが、工夫次第で作品をさらに、深みのある面白く出来るということがわかりました。本当はヒューマンウォッチングなどは好きなのですが、まだまだ小説の登場人物に生かし切れていない、うまくキャラクターを定義しないといけないと思いました。
丹宗さんからは、全体を通しての批評そして、何よりも全文を批評していただいた添削を頂けたのが何よりの感謝です。さっそくダウンロードしてみていますが、非常に細かいところも指摘してくださり、非常に感謝します。
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また、私の方から出した要望についても皆さんからのアドバイスを頂きありがとうございました。私自身もあいまいに「書籍化」などとか考えていましたが、確かに賞の様なものに応募するというのは面白いと思いました。これはなかなか簡単にはいかないかもしれませんが、作品を描いた後、今回の渡しの弱点を意識して見直したりして次につなげていければと思います。
最後にこの作品ですが、貴重な添削もいただきましたし、皆さんのアドバイスを元に近々書き直したものを再度UPする予定です。いつになるかはわかりませんが、できるだけ早くできればと思います。その際にはまたご覧いただければ幸いです。
追記:このような場と出会いを提供していただいたnoteにも感謝します。
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