六甲の秋
10月30,31日の2日間、有馬に行ってきました。紅葉にはまだ少し早かったのですが、暖かい晴天のもと、存分に散策を楽しむことができました。(例年11月中旬以降が見ごろだと、ロープウェイの駅員さんも言っておられました。)
実はこの、瑞宝寺公園裏の滝を見た後、1時間近く山道をうろうろしました。「癒しの道」というところを歩いているはずだったのに、途中で道を見失い、癒されるどころか、とんでもないことになってしまったのです。最後は堰を降りて川を無理にわたり、急な斜面をよじのぼるという、ちょっとした冒険を・・・それはそれでおもしろかったのですが、さすがに写真は撮っていません。(カメラをこわしそうだったので、しっかりバッグにしまいこんでいました。)
やっと街に戻ってひと安心。
次は有馬の街が見渡せる「落葉山」に登りました。
2日目は有馬からロープウェイで六甲山頂に向かいました。お客さんが多くてびっくり・・・11月になると、2時間待ちの行列ができるそうなので、待たずに乗れただけでもよかったかな。
六甲山頂付近では、「六甲ミーツ・アート」という企画をしていて、いろいろなところに創作物が展示されています。ロープウェイ駅から見下ろしている動物たちもその一つ。
展望台に行くと、修学旅行?らしい高校生のグループがバスでやってきました。
「うわ~!180度オーシャンビュー!」
とはしゃいでいるのを聞いて、こっちもうれしくなりました。雲が厚くなっていて、輝く海面が見られず、少し残念でしたが。
山頂近くの道はわりと平坦で、歩くのも楽です。カントリーハウスのアスレチックをちょっとのぞきながら、てくてく歩いて高山植物園に寄りました。
カメラのモニターをのぞいては道のはしっこで長いこと立ち止まってばかりいたら、家族連れの会話が聞こえてきました。
「何してるんやろ。」
「写真撮ってはるねん。ほら。」
せっかく来たのに、写真に夢中になっていて景色を楽しんでいないことを反省・・・(*´ω`) そう、やはり、自分の目で見るのが一番です!その後はゆっくり過ごすことにしました。
植物園を出た後、ゴルフ場横の六甲縦走路を歩いてケーブル駅に向かいました。
六甲ケーブル駅からは阪急・JR・阪神それぞれの駅に向かうバスが出ていて便利です。JRで帰ってくると、明石海峡大橋が見えてきました。旅は好きですが、戻ってきて橋を見てほっとする、この時間もいいですね。