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写真を撮るのはむずかしいなあ~

 日差しはまだ強いが、汗がどっと噴き出す暑さからは解放されて、歩き回るのが好きな私にとっては最高の季節がやってきた。空の青さを見るともうじっとしていられない。それっ!

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 先週、写真教室の体験レッスンに行ったとき、先生が私のカメラに残っていた写真(岡山の城めぐり)を見て一言。

「何を伝えたいかがわからないなあ。いわゆる”記録”ですね。」

 そう!新しく買ったカメラもAIまかせで、何も考えず目に映るものをそのまま撮るだけ。ぼけることもなく、そこそこはっきりしていればいいと思っていた。先生の話を聞いていて、一番印象に残ったのが

「何もかもがきれいに撮れるのは、いい写真じゃないんですよ。」

という言葉だった。目からうろこが落ちる思い!

 そういえば華夢工房の公演で、舞の美しさは動きがないときにいっそう際立つのだ、と感じた。止まった指、足の角度…その先にある何かが伝わってくる。うまく言えないけれど。写真も、写っていないところをあえて作るのが大事なんだろう。

 持ち運んでも疲れないことを最優先で選んだカメラだが、先生に教えていただいていろいろと設定を変えてみると、それなりにおもしろい写真が撮れそうだということも分かった。

 あとは、何をどう撮る、ということ。いや~、これがいちばん難しい。伝えたいことは何?と言われても、「空がきれいだったから」というだけでは答えになっていないよね。

「たくさん撮っていけば、見えてきますよ。」

という先生の言葉に励まされ、自分なりに工夫してみよう。道は遠い。

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 調子に乗って、夜景に挑戦。こうなるとやはり望遠レンズがほしくなり、オークションで4500円という破格の値段で新古品をゲット(関西人の自慢やな~)。届くのが待ち遠しい。

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 また10月に華夢工房の無人公演動画を作成するので、それまでに少しでも腕を上げるぞ~!



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