うつで休職中なのに、子育てしてます。その2
朝の体調不良
今日は朝から頭が重くぼんやりした。気が進まないまま、朝ごはんをとるとすぐに寝室に戻りうつ伏せになる。
しんどくて眠ることもできず、じっとしていると、妻のあやし声と子の笑い声が聴こえてくる。
自分だけ取り残された感じがして、少し寂しくなる。
僕も常に自然な笑顔で息子と接したい。しんどい時はいつも無理に笑顔を作っている。
僕の作り笑顔に、息子は無邪気な笑顔を返してくる。その時がいつもたまらなく辛くなる。
早く普通の体調に戻りたいと思う。
家の打ち合わせ
しかし、今日は午前中から家の打ち合わせをハウスメーカーで行わなければならなかった。
体調はあまり良くなかったが、僕が行かなければ、何かと話が進まない箇所が出てくると思い行くことに。
案の定、銀行の人がたまたまハウスメーカーに来ており家のローンの話になった。
銀行マンの込み入った話をぼんやりした頭で必死に聞いて返答をする。
その後は、家の間取りについて建築士との打ち合わせ。会話は主に妻に任せることにして、僕は息子の世話をする。
そもそも、家の間取りについては、妻が一生懸命考えているため、僕が口出しすることはほとんどなかった。
徐々に回復
昼を過ぎても、体調があまり良くならないため、妻と息子と近所の公園に散歩に出掛ける。
梅雨の中休み。公園の緑がとても青々しく輝いており気持ちが良かった。夜中に若干雨が降ったため、夏の日差しに暖められた蒸し蒸しした草の匂いが鼻にまとわりつく。
外を歩いていると、だんだんと体調も回復してきた。
老子
家に帰り、『老子』を読む。
世の中で善と思われていることは相対的に善なだけであって本質的に善ではない。美と思われていることは相対的に美なだけであって本質的に美ではない。
そもそも、本質的なもの絶対的なものなどない。
絶対的なものなどないという考え方は大切だと思った。