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箱根 彫刻の森美術館

9月初旬に箱根・彫刻の森美術館へ行ってきました。
子供の頃に行ったことがあるような無いような。なんとなく怖かったCMが記憶にこびりついています。

東京方面からのアクセス

小田急線 小田原駅

東京方面からの電車アクセスは、小田急線かJRで小田原駅へ行き、小田急箱根登山線へ乗り換え、箱根湯本駅で箱根登山電車で彫刻の森駅で降ります。

箱根登山電車

箱根登山電車は山の傾面を走るためジグザグに登るスイッチバック方式を取り入れています。スイッチバックを行うと、先頭車両が後方車両になり、車掌と運転士が入れ替わります。都心の電車ではなかなかできない体験です。

路線図に観光スポットが記載されていて分かりやすい
豊かな自然がご覧いただけます

彫刻の森美術館

彫刻の森駅から徒歩2,3分で彫刻の森美術館へ辿り着きます。
チケットは事前にWEBで購入すると200円安くなりますよ。

クリスマスにはめちゃくちゃ装飾されてそうな入り口の木
無料で見られる噴水の彫刻
新宮晋「生命の響き」
エスカレーターを降りて館内に入っていきます
トンネルを抜けると…
開ける景色
芝生・空・山が広がる巨大な施設ということが分かります

広大な展示場は屋外展示といくつかの建物の中で展示されています。

屋外作品

広さに見合う大きい作品ばかりで、見応えがあります。

岡本太郎「樹人」
フランソワ・ザビエ、クロート・ラランヌ「嘆きの天使」
涙が池になっちゃった感じですかね。
イサム・ノグチ「オクテトラ」
ニキ・ド・サン・ファール「ミス・ブラック・パワー」
ハンドバッグを持つ巨大な女性像。
肩幅えぐい。
アントニー・ゴームリー「密着 Ⅲ」
見事な大の字。
後藤良二「交叉する空間構造」
彫刻の森美術館といえばこれのイメージがあります。

アートホール

「彫刻の森美術館 名作コレクション +⾈越桂選」という企画展が開催中で、彫刻家 舟越桂氏とゆかりのあるアーティストの作品が展示されていました。

三沢 厚彦「ANIMALS」
保井 智貴氏の作品
三木 俊治「美つくり箱」

ピカソ館

1984年の開館から319点のピカソコレクションを順次展示しているピカソ館。シンプルな外観のせいか、古さを全く感じませんでした。内部は撮影禁止。2階建てで、動画などの展示もあり、360度ピカソ作品に囲まれた時間を過ごせます。

カフェ&丸太広場キトキ

1Fにカフェとミュージアムショップ、2Fは展示室となっていました。

カフェのミントアイス(左)がとんでもなく美味しかったです。
2Fではラーメンズの片桐仁氏の彫刻作品が展示されていました。
片桐仁氏のチェキみたいなカメラの彫刻作品。
チョキ?
特急呪物みたいですごかったです。
ガブリエル・ロアール「幸せをよぶシンフォニー彫刻」
カフェのすぐ近くの塔のような作品。
塔の中は480枚ものステンドグラスがあしらわれた壁面になっています。
二重の螺旋階段があり、降りる人とぶつかることなく登ることができます。
塔の屋上からの景色。
まるで絵画のよう。

その他

「星の庭」
上空から見ると星形になってるようです。
迷路になっています。楽しい。
「ネットの森」
ちょっと隈研吾建築っぽい。
中には名前の通りネットが張り巡らされていました。
利用は小学生までで、大きいお友達はご利用いただけません。

マルチホール

帰り道は別のトンネルから

入り口の隣のトンネル
ジョナサン・ボロフスキー「心臓をもった男」
鼓動と共に胸の赤いランプが点滅しています。
写真だと伝わりませんが巨人です。グリーンジャイアント。

他にも本館ギャラリーやたくさんの彫刻があり紹介しきれないのですが、入館したら3時間があっという間に経っている彫刻の森美術館、大変おすすめです。

彫刻の森美術館
所在地:神奈川県足柄下郡箱根町二ノ平1121
https://www.hakone-oam.or.jp/

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