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大豆田とわ子と名言、ありがとう。

そんなのありっこない、のエピソード連続だった。

先週、最終回だった「大豆田とわ子と三人の元夫」にハマり過ぎて、火曜の夜はまず一人で観て、週末に娘と再度観ていた。坂元裕二さんの脚本がすごいし、坂東さんの音楽も心に響いた。Gratchen Parlate のAll the Sameの韻を含んだ余韻といったら。まさに、どストライク!である。

大豆田とわ子はサイコーだ。
三度の離婚経験で、一人で生きていける度量は持ち合わせているが、幸せな二人暮らしを諦めていない。

大人可愛い”姫ファッション”で、料理や飲み物は洋風シャレオツ。
仕事でも私生活でもずるいことはできず、そのせいで損することも多く。
自分が大変なのに、部下の体調を気遣う優しさもあり。
男に媚びない、でもいい男にはちょっぴり気持ちが揺れて、それもまた憎めない。
ささやかなネコブルから会社最大の危機のトラブルまで、毎週何がしかの悩みを抱えている。
眠れない夜は数学の教科書を読む。恋人候補の男と数学の問題集でイチャイチャできる。

グラッチェンの歌声 ↓
https://youtube.com/watch?v=ri2vm5VNDoY&feature=share

ありえない(非日常)の逆はふだんの生活。あえてきらきらを視聴者に見せておいて「自分ちから見える景色の方が好きだな」と言わせるところ。等身大の幸せがいちばんなのだ。

そうそう、わかるわかる、の共感。松たか子が歌うPresenceの歌詞に惹かれる。自分で網戸を直せるように成長した、とわ子。三人の元夫を振り切って別方向へ歩きだす、最終回のラストシーン良いですわぁ。

曖昧で純粋で 私が自分で決めた 幸せの姿。
見えないけど覚えてる。言えないけど伝えてる。
波が満ちて潮が引く 楽しい悲しい その先へ

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ところで、第6回のとわ子のいない餃子パーティの回が、私は一番好きでした。かごめちゃんが全く登場しないのに、あの存在感。まめ夫たちと良い感じに発展しそうな女たち三人のキャラが光っていたのに、後半はかごめちゃんに全部持っていかれました。
noteクリエイターさんにはどの回が一番印象的だったか、知りたいな。
よければ、珠玉のセリフ満載の中から、気になった明言もぜひ聞かせてください。
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第8回オダジョ:亡くなった人を不幸だと思ってはいけない。生きている人は幸せを目指さなければならない。

第9回八作:続編は第一作を超えられない。

第2回シンシンに女性から:スポーツの世界の一番は勝った人じゃないよ。"Good Looser” 負けたときに、何をしたか、何を思ったかで、本当の勝者が決まるんだよ。

#まめ夫 #坂元裕二 #坂東祐大 #名言集 #ドラマ

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