チョコクッキーの逆襲
夫は休日も仕事です。この日はPTOTSTの生活期リハビリテーション合同研修会の講師と、会社のお給料の振込日の手続きで家にはいませんでした。
私はというと、やることはまあまああるのですが、やる気が起きません。
せっかくの2月14日。バレンタインデーなので、何か作ることとしました。
とはいっても、買い物へ行くのは面倒だし、コロナ禍の中で混んでいるスーパーへ突撃したくないのです。家にある材料で作ってみます。
とりあえずお菓子はいつもなかしましほさんです。
以前、記事にも書いたように、私はなかしましほさんのレシピが好きです。
今日は今まで何回も作ったチョコのクッキーを作ります。
材料は全粒粉、小麦粉、きび砂糖、塩、粒入りピーナッツバター、なたね油、水、チョコレートです。
前回はピーナツバターをいつも入れているメーカーじゃないやつで作ったので、何だかサクサク感が足りませんでした。今日は量に気をつけて作らないと。
粉を混ぜます。お米を研ぐようにぐるぐるします。
そしてピーナツバターや油を入れてアライグマのように手を合わせてこすり合わせます。この作業がサクサク感を出す為に必要らしい。
頑張ってこすり合わせます。気持ちはアライグマです。
関係ないけど、頭の中でこの動画が再生されました。
切ないです。アライグマ。「あれあれ?なんで?」という声が聞こえてきそうです。私もクマ仲間だけに同情します。甘い物は神です。
そして、次は水を入れます。水を入れると多少まとまってきます。刻んだチョコを入れてさらに混ぜます。
ここで子どもを呼ぶ。「手伝って〜」
「は〜い」と言いながら子どもが来ました。ここからは丸めてもらう作業に入ります。私はここでゆっくりと休みます。(大して何もしてないじゃないかというツッコミは受け付けません)
無骨でいいですね。「カン◯リーマ◯ムのようにお願いします!」と注文をつけました。イメージの共有化は大事です。
どんどん量産されます。私はその間、のんびりと我が子を撮影していました。思春期なので「今日は仕事でいないお父さんに見せたいから」と一言添えました。こうすると親バカもばれず、怪しまれせん。そして完成。
カン◯リーマ◯ム感が出てますね。
いよいよ焼きます。焼くといいにおいが漂ってきます。気持ちが一番わくわくする時間ですね。
完成したクッキーを子どもが食べて「おいしいね。」と一言。
私も食べました。前回よりサクサク感が改善されたことを確認したので満足です。リベンジは終了しました。帝国軍も納得するでしょう。(スターウォーズはフォースの覚醒から見ていません。)
とりあえず適当ですが毎年作っています。
私は行事に対しての反抗心が昔はあったので、夫とお付き合いをしだした年も
「バレンタインなんてなんぼのもんじゃい!」
と関西のどうしようもないおじちゃんになりきりながら、当日チョコは買わず、翌日に「さすがにまずいか」とちょっぴり反省した後に、コンビニで売れ残ったバレンタイン用の値引きされたチョコレートを買って渡すという横暴な態度に出た伝説のエピソードの持ち主です。
こんな私でも長く付き合ってくれた夫に感謝ですね。(ちなみに上記のエピソードは確認したらまだ覚えていました。早く忘れてくれるといいんだけど)
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