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Webライターが経験した「ヤバすぎる仕事3選」過去を反省して紹介する

こんにちは、くまちびです。
私は10年以上Webライターとして活動してきましたが、仕事が軌道にに乗るまでは時間が掛かりました。数多くの仕事に挑戦し、これまで関わった会社は100件近くに上ると思います。
多くの経験を積む一方、実は「これってヤバい仕事じゃないの?」と思うような案件にも関わったことがあります。
今回は、これからライターを目指す方や現役のライターが気をつけるために、私が経験した「やばい仕事」3つを紹介します!

実はヤバい仕事の募集はすべてクラウドワークスから始まった

これから紹介する仕事はいわゆるブラックな内容です。今考えるとどうしてそんなものに手を出してしまったのかと思いますが、これらの案件はすべてクラウドワークスで募集していたものなんですよ…。
当時手を出した理由を改めて振り返ると以下の3つがあります。

  • 大手ソーシャルサイトで募集していたから安心だと思った

  • 仕事がなくてとにかく焦っていた

  • 単価も高い上に、相手から褒められ良い気になって応募した

ではさっそく、この理由も伏せてヤバい仕事をそれぞれ見ていきましょう。

やばい仕事その1:スピリチュアル傾向が強い占い記事

駆け出しの頃、電話占いの記事執筆の仕事を多く引き受けました。
この仕事は電話で占い師に相談し、その内容がどうだったか記事を書くものです。

通常は「こんな占い師さんでよかったですよ」といった内容なんですが、そのうちの1社が単価が良く、そこを中心に仕事を回していました。

しかし徐々に「この占い師に頼れば幸運が訪れる」とか「高額なストーンを購入すると良い」といった指示を受けることも増え、影響力を深く考えずに書いてしまいました…。

しかしさすがに「20万円の御札を貼れば幸せになれる」と書けと言われたとき、この仕事はヤバいと断りました。最初はただ電話占いを受けるだけだったのに、徐々に内容がスピリチュアル傾向が強くなり、怖かったです。

ただし、すべての占い記事が悪いわけではありません。私自身、30件以上の電話占いを経験して「安い占い師と高い占い師の違い」を身をもって知りました。この件についてはぜひ以下の記事もお読みください!

やばい仕事その2:引き受けたらYouTubeの誇大広告だった

2つ目のやばい仕事は、YouTube動画CMのシナリオ執筆です。

当時は仕事が激減してしまい、焦っていました。そこに「あなたのキャリアを見込んでYouTube動画のシナリオ執筆を頼みたい」というスカウトメールが届き、安易に引き受けてしまいました。

業務提携契約を結んだあと、引き受けた内容は「飲むだけで10キロ痩せる」と謳うダイエット薬のCMでした…。その薬は「宿便を排出できるうえに、体に必要な栄養を補える」といっていましたが、そんなことありえませんよね。

しかし執筆中に娘から「友達がYouTube広告に騙され、高額な脱毛クリームを買った」という話を聞き、自分も同じように人を騙す手助けをしていたことを痛感。

途中で仕事を投げ出し、それ以来誇大広告には一切関わっていません。
この件は仕事がない時期にスカウトされて嬉しなり、内容をよく見ないで挑戦したことが原因でした。安易なスカウトメールには要注意です。

やばい仕事その3:クレジットカード現金化の記事

最もやばい仕事は、クレジットカードを現金化する方法についての記事執筆でした。

この仕事もCWにて「クレジットカードの執筆募集」とあったものです。

私は過去にクレジットカードの記事を書いた経験があり、テストライティングを受けました。その結果相手から「過去に類を見ない文章力がある!」と褒められ、嬉しさもあってすぐに契約してしまいました(単純…)。

しかし指示書を確認すると、純粋なクレジットカードの解説ではなく、「クレジットカードでブランド品を購入し、それを質屋で現金化する」という内容の執筆依頼でした。

この手法自体は単純ですが、法的グレーゾーンであり、倫理的にも問題があることに気づきました。

契約した以上書かなきゃ…と2~3記事書きましたがすぐに心が折れました。やはりこれって違法なんじゃないの!?と思いながら執筆するのって辛いんですよね…。

結局この仕事は断ったんですが、その際に相手は激高
テストライティングではあれだけ褒められたのに「こんなすぐ辞めるなんてあんたはライターとしてこの先やっていけないよ!」といわれました。

確かに仕事を投げ出した点では反省です。しかしzoomで怒鳴られ脅され、なぜか容姿のことまでけなされ…(笑)今思えば、先方はヤバい金融関係の人だったと思われます。

これ以降このような仕事に引っかからないよう、業務内容に疑問があるときはしっかり質問するようにしています。


まとめ:ヤバい仕事はまだ掲載されていると思う

残念ながら、こうした「やばい仕事」は今も大手クラウドソーシングサイトに存在していると思います。

今回はクラウドワークスを名指ししてしまいましたが、運営者側もそれを見極めるのは難しいのでしょう。それを踏まえたうえで、以下のような取引先は注意してください。

  • 他の案件に比べて高収入かつ、挑戦しやすい

  • テストライティングや打ち合わせで、やたら褒めてくる

  • 総合評価がない(過去の実績がない)

特にライター駆け出しの頃は、ブラック案件を見極めるのは難しいと思います。違和感を覚えたときにはすぐに手を引く勇気が必要です。

私も過去の失敗を反省し、同じ過ちを繰り返さないことが大切だと痛感しています。以上、くまちびが引き受けたヤバい仕事の数々でした!


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