妊娠できない理由は何?
こんにちは(^ ^)
前回の記事では、治療前に決めておくべきことをお伝えしました。
今回は、そもそも、不妊の原因って何があるの?と言うことについてお伝えしていきます。
不妊の原因には様々あり、女性では妊娠の過程に、男性では精子形成過程に問題がある場合が多いようです。
◎男性にも不妊の原因がある
不妊の原因は女性にあると思われがちですが、実は男性にも原因があるんです。
男性のみに原因がある割合は24%、男女ともに原因がある場合が24%
つまり、半数近くは男性側になんらかの原因があるのです!
不妊原因を調べるためには、男性が検査や治療に協力することが必要不可欠です!
夫婦ふたりで不妊治療に向き合っていきましょう。
◎原因がわからない場合も多い
不妊検査を受けたカップルの多くは、男女ともに明らかな原因がないと診断されています。
これは、原因がないわけではなく、現代の医学では解明できていない状態と言うことです。
判断が難しいものに、
卵子が卵管に入れない”ピックアップ障害”
精子が卵子の中に入れていない”受精障害”
受精卵が子宮にうまく着床しない”着床障害”
などがあります。
※原因不明と診断されても、治療法がないわけではありません。
◎男女別不妊原因の割合
*女性*
原因不明(42%):明らかな原因が発見されない場合、機能性不妊と診断されます。
排卵障害(34%):卵子が育たなかったり、排卵されなかったりします。ストレスが原因の場合も、、、
卵管障害(11%):卵管が癒着を起こしていたいた場合、受精卵が通りにくくなります。また、精子も入りにくくなります。
頸管因子(9%):子宮の入り口である頸管から頸管粘液が十分に出ておらす、精子が入りにくくなります。
子宮因子(4%):子宮筋腫や子宮の形状に問題があり、受精卵が着床しにくくなります。
*男性*
精子形成障害(46%):精子がないなど、精子を作る機能に問題がある場合をいいます。
特発性男性不妊(20%):明らかな原因が発見されない場合、特発性男性不妊と診断されます。
精子通路障害(19%):精巣で作られた精子が、排出するまでに精管内で詰まってしまうことをいいます。
性機能障害(15%):勃起しない、勃起が持続しない、射精できないなど、タイミングを取るときの問題です。
これらが主な不妊原因と言われています。
原因不明の場合が半数近くを占めており、どんな治療をしていけば良いか、すごく迷うと思います。そこで次回は不妊治療ってどんなものがあるのかお話していきます。
ご閲覧いただきありがとうございました(^ ^)
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