踊るのに許可なんていらない ~ARMYではない私が、BTSのオンラインコンサートをレポートしちゃう話~
何て言ったらいいのでしょう。
とにかく、すごかった。
総じて、ふんだんに撒き散らされる「ARMY(BTSのファンのこと)への愛」、これに尽きる。
愛してるよ。
会えなくて、寂しいな。
楽しんでくれるといいな。
ちょっと赤面してしまいそうなほどの、ストレートな愛情表現。
しかもビジネス社交辞令的な感じではなく、心から、そう思ってそうに言うのよね。
惚れてまうやろ~~~~~!by チャンカワイ
いや~、これは好きになっちゃうでしょうよ。(笑)
そうね、こりゃ、私が、ん~十歳若ければ、本気になっちゃったかもしれないね。(心配するな、そんなに若返ることは絶対にないから。)
もはや、沼に片足突っ込んでしまったような気もするが、「まだ」ARMYではない(と思っている)私。
ちょっと外側の視点から、BTSのオンラインコンサート「BTS PERMISSION TO DANCE ON STAGE」をレポしちゃうよ!
なるべくマニアックにならないように書いていくつもりなんで、どうぞよろしく。
私のBTS歴
特にはございません。
つい最近、「Permission To Dance」の楽曲とダンスのキュートさにハマったばかりの、BTSのことはほとんど知らない、ど素人でございます。(▼そのハマり具合はこちらでどうぞ。▼)
この楽曲きっかけに、どうしてBTSはこんなに売れているのか、そのマーケティング戦略に興味を持ち、色々と調べ始めた矢先、週末にオンラインコンサートがあることを知る。
何よ、グッドタイミングじゃないの。
BTSがこんなにバカ売れするのは、戦略が長けていることもあるでしょうが、やはり、BTSの彼ら自身にも相当な魅力があるからだろう。
ここはずばり、ご本人たちのステージパフォーマンスを拝見するべき時が来たということだ。
コロナ禍になる前までは、気になる海外アーティストのライブが日本である時は、できる限り観に行くタイプだった私。
BTSを見れるチャンスがあるなら、見ておこう!
興味本位の野次馬根性丸出しで、オンラインコンサートを見てみることにした。
2021年10月24日(日)、日本時間では午後6時30分から、完全オンラインでのコンサート「BTS PERMISSION TO DANCE ON STAGE」が催され、その1週間後の10月31日(日)午前10時からはディレイ・ストリーミング(Delayed Streaming、再放送みたいなもの)があり、そのどちらも見た。
怪我の功名じゃないけど、このコロナ禍の影響でオンラインライブが普及したのは、音楽ファンにとっては結果オーライ。
おかげで、日本に滅多に来ない海外アーティストとか、チケットが取りづらい人気アーティストのライブも、お金さえ払えば観れるように。
しかも、オンラインは、場所を選ばず気軽に観れて、合理的かつ素晴らしい環境。
今後は、臨場感や一体感を味わいたい人は会場に足を運び、行けないけれどもライブを楽しみたい人はオンラインでと、ハイブリッドでやってもらえたら最高だと思っている。
チケット購入でつまづく
BTSのオンラインコンサートのチケットは、ファンクラブに入っていなくても買える。
裾野を広げるという意味合いでも、こうして誰でもウェルカム状態を作っておくのは素晴らしい。
但し、ファンクラブ会員だと、4K画像とか、マルチアングル(つまりは、自分の好きなメンバーだけを見続けられるってこと?)とかのハイクオリティ映像を楽しむことができるらしい。
あとは、サウンドチェック(いわゆるリハーサル)も見れてしまうらしい。
その分、金額は高いけど。
一般とファンクラブ会員との差別化に動画の質で分けるとか画期的だと思うし、サウンドチェックもコンテンツにしちゃうんだ?という、彼らの商魂の逞しさに感嘆。
えー、せっかくだったら高画質で観たいかも、サウンドチェックとかも見てみたいかも、でも、この期に及んで、まだメンバーの誰が誰かもわからないのに、ファンクラブに入るのはどうかしらと迷った挙句、初回なんで、まずは普通のシングルアングルでいいか!と、購入するチケットを決めた。
いざ買わん!としたところ、どうやらweverseとかいうアプリをスマホに入れないとならないらしい。
え、そんなアプリ入れたくないんだけど?
と、ここでおばちゃん、一度心が折れて一晩寝かす。
翌日、心を入れ替えて決心し、weverseをインストールして無事購入。
買ってすぐから、どうしたら本番環境で観れるかのチェックをし、早々と認証とやらを済ませておく。
予習に勤しむ
せっかくコンサートを見るのだから、存分に楽しめるようにと、一人一人のお名前を覚えることから始め、そして、BTSの曲を聴きこんだ。
最初に覚えられたのは、V(ヴィ)。
次に、RM(アールエム)。
その後は、J-HOPE(ジェイホープ)、SUGA(シュガ、シカオでも義偉でもない)、JIN(ジン)、JIMIN(ジミン)、最後にJUNG KOOK(ジョングク)。
単純に、短めの名前から覚えられたっていう。(汗)
どうやらそれぞれにニックネームもあるみたいだけど、そこまでは無理。
ここまでの情報で、単純なビジュアルだけでいうなら、私の好みのタイプはJIN。(▼)
上の私のnoteでは、日本の俳優の伊藤なにがしに似てると思ったから「伊藤」と呼んでいた彼。
一番年下なのかと思いきや、一番年上だったという事実。
音楽に関しては、BTSって、YouTubeとかだと供給過多で、逆に何を見て良いかわからないから、イイ感じにまとまっているamazon musicを重点的に聴くことに。
これなら仕事中でも聴けるしね。
「Permission To Dance」、「Butter」、「Dynamite」とかの英語の曲は、私なんかの年代でも聴きやすい、懐かしい感じのする曲調で、だからこそ、幅広く世界でヒットしたんだろうなと。
Wikipediaによれば、BTSってヒップホップグループって書いてある。
上の3曲はポップスだし、えー、意外~と思っていたが、曲を聴き進めると、エレクトロヒップホップありーの、ティンバランド張りのチキチキありーの、ゴリゴリなラップありーので、わりとハードな曲をやってたのだと知る。
それから、日本語の曲は、まさに日本ウケしそうなミディアムポップなのが多いのね。
ここまでで、割と聴きなじんでは来たと思うが、曲の聴き分けがまだできない。
ところで、〽 うぇいてぃんふぉゆ、あーんぱーんまーん!(Waiting for you, ANPANMAN!)って曲、あれ何?
やっぱりこれ?
なんで?
いよいよ、オンラインコンサートへ!
前置きが長くてすいませんが、ようやくオンラインコンサートへ!
始まる15分前にログインし、おトイレも済ませ、飲み物も用意して準備万端。
日本語版でログインしたところ、チャットにはほとんどが日本語で色んな書き込みがなされていく。
あのコメントは、ただあの視聴者側の画面で表示されていくだけで、会場のどこかでBTSのメンバーが見ることはできないのだろうか。
それとも、あの歓声の効果音の音量に反映されているとか?
一方通行だとしたら、なんだかもったいない感じもする。
メンバーは日本語は読めなくとも、見てる側の反応を得られたら楽しかったのではないか。
書き込まれる内容は、ほとんどが、誰それかっこいい、誰それかわいいとか、好き~!愛してる~!的なコメントが多い。
初心者の私としては、誰それのここの歌い方がどう良いとか、誰それのダンスのここに注目!とか、誰それのラップのここのリリックの繰り出し方がめっちゃかっこいいとか、楽曲のサイドストーリー的な話とか解説なんかコメントしてくれたら、すっごい嬉しいんだけどと思いながらも、ほぼ皆無であったため、途中からはチャット欄は閉じさせていただいた。(ごめんなさい。)
始まる直前に流れたのは、「Permission To Dance」のMV。
気分が上がる。
オープニングVCRでは、手錠を外した7人が、どこかから抜け出す。
コロナからの解放をイメージしているのかな。
鉄格子の向こうに並ぶ7人。
ダンサーが錠前を壊して、鉄格子の扉が開いてメンバーが登場。
おおおおおおおおお!
ベース音の効いた3曲を立て続けにカマしていくが、私、「Permission To Dance」以外で踊ってる彼らを見るのがほぼほぼ初めてで、振付のカッコよさに、かなりの驚き。
今まで耳でしか聴いてこなかったから、こんなに振りがカッコよかったなんて認識していなかった!
マジでかっこいいんだけど!
皆、ダンス上手!
これから、改めて、YouTubeで各曲のダンス見なきゃ!
特に、「DOPE」「DNA」あたりの、JUNG KOOKのダンスが目を引く。
その日のダンス動画は当然ながらなく、代わりに随分前のだけど、コレオ動画を貼っておくが、「DOPE」は、下(▼)の2分50秒あたりからのダンスがとにかく良い。
曲中、2回出てくるのだけど、特に、腕を前で組んでブンブン上下に揺れるところ、すごく良い!
それから、もはやこのオンラインコンサートの時か、後から見たYouTube動画なのかわからなくなってきたが、「DNA」は、下(▼)の1分45秒あたりから、JUNG KOOKが、何て言うステップから知らないけど、前に出てくるところ、はぁ~~~っ、ステップが超絶キレイ!
ミュージカルスターみたいな。
このステップ見て「はぁ~~~っ♪」って思ったのは、損保のCMの町田啓太以来よ。
とにかく、JUNG KOOKのダンスが美しい。
ほらぁ~、私ってぇ~、歌って踊る人好きじゃないですかぁ~。(知らねーわ。)
このオープニングだけで、ハート鷲掴みですよ。
誰とは言わないけど、こういうステージでだと、力配分の都合もあるのだろうけど、ちょっと手を抜いたような、流す感じに踊る人っているじゃないですか。
それに比べて、彼らはそんなことがなくて、バッキバキに踊ってくれて、見てるこっちは気持ちいいい!
たぶん、見た感じだと、メンバーの中で一番踊れそうなのは、J-HOPEのような気がするけれど、私は、体幹のコアの部分がブレない、JUNG KOOKの踊りが好み。
それでもって、ダンスが素敵なJUNG KOOKとはこちら。(▼)
くぁぁあああ~っこいい~~~~~~!(絶叫)
彼は歌も上手。
メインボーカルなんでしょうね、よくセンターに来てる。
彼のこの端正な甘いマスクからは、王子様のような印象も与える。
けれど、チラチラ見える、彼の身に着けるピアスやタトゥーからは、彼の内面は案外ハードなパンクな一面があったりするのかな、なんて想像させるけど、どうざましょ。
こうやって、初めてBTSの全員が歌って踊る様子を、それなりの時間、見ていると、メンバー各々の役割みたいなものが見えてくる。
彼はリーダーね、ダンススキルがあるのは彼ね、歌は彼らかな、高音と低音もどっちもそろえてるのね、ラップは彼か!みたいな、それぞれの担うものがあって、全員が等しく歌がスーパー上手いとか、ダンスも全員がバッキバキに踊れるとかでもないっぽいとわかってくる。
皆が皆、超人ではないのだ。
つまり、やはり彼らも人間だから、皆、恐らく、得手不得手があるのだろうけど、個々の不得手な部分を補うべく相当に努力に努力を重ねて、グループ全体としてここまでのハイレベルなパフォーマンスに仕上げてきたのだろうと推察される。
ARMYの皆さんからしてみれば、どんだけの周回遅れかわからないけど、今更ながらに、(本当はそうかは知らないけど)彼らの努力に感動を覚える。
そして、ずいぶんバランスよく、このメンバーを集められだと感心しきり。
その後は、
「韓国の芸能人とかは、腋のお手入れが必須なのかな?それとも、これが韓国男子のスタンダードなのかな?美容大国だしね。」
とか、
「Vの首元に見えているタトゥーは、フェイクなのかもしれないが、あれは何の木?梅の木?なんていうか知らないけど、墨絵っぽくておしゃれね。」
とか、
「JIN、J-HOPE、SUGA、JIMINの4人の出てたVCRの曲(掛けてたレコードの曲という設定)が、かっこいいんだけど、これってBTSの何かの曲なの?それともこの為だけの曲なの?」
とか、色々思いながら曲を楽しむ。
途中のトーク(MENT(メント)というようです)では、今回のセットリストはメンバーで考えて、ソロパートなしで7人全員でステージに立ち続けることにしたとのこと。
彼らはそれを「チャレンジ」だと言っていた。
つまりそれは、7人全員出ずっぱりということ。
後半はどうしても疲労が出てくるから、パフォーマンスのクオリティを保つためにはどうするのか、ダンスナンバーとミディアムバラードのパートを交互に入れるとか、結構考えたんだろうなと思う。
私みたいな、BTSビギナーにしてみると、今回のような、ほぼほぼグレイテストヒッツ的なセットリストにしてもらえるのは、BTSを理解するにはすごく有難い。
何度も言うけど、私、歌って踊る人が好きなので、しかも、それがグループになっていると、ハモったり掛け合ったり、フォーメーションやらシンクロやら何やらでさらにアガる要素が増えるわけで、今回のステージは本当に見てて楽しかった。
ただ、前日のリハーサルで足を痛めた、Vが踊れなかったのは非常に残念。
7人全員揃って踊ってるところ、見たいわぁ。
それから、VCRで、Permission To Danceの振りに使われてた国際手話のシーンが出てきたが、それを見て思ったのは、BTSが強く発信したいメッセージの1つは、インクルージョン(Inclusion)なのかなと。
インクルージョンは、直訳すると「包含」とか「包容」とかで、しっくりくる日本語があまりないのだが、ざっくり言えば、様々な多様性を受け容れるみたいな、色んな要素による区別をやめて一体化するみたいなこと。
そういう世界を実現していこうよと、ポップに語る。
その彼らの視点は高くて広い。
感心通り越して、その志の高さに尊さを感じる。
かつてのSMAPが、後半になればなるほど、恋とか愛とか小さいことじゃなく、日本とか世界とかでっかいスケール感で歌ってくれるのが私はすっごい好きだったけど、BTSはもっとスケール感が大きくて具体的で、現にそれを世界に向けて発信していて、すごいなぁ…って言葉しか出てこない。(SMAPをディスってるわけではないのよ。)
日本では、こういう感じのメッセージを発信してる人っているのかしら。
世界にリーチする若者ってのは、こういう人たちなんだろうね。
ただの、見目麗しいボーイズバンドということだけでなく、こういうメッセージ性があるからこそ、BTSは人気が出るのだろう。
そのメッセージング自体が、彼らに主体性があってやってることかは知らないけれど、仕組みとしてはよくできていると思った。
BTSに限ったことではないのかもしれないが、コンサートとかライブって、一種のデートみたいなものだと思う。
互いに愛の言葉を交わしあう、逢瀬。
だからこそ、やっぱり対面で行いたいのだろう。
全てはARMYのために。
全てはBTSのために。
たぶん、BTSの皆もARMYから愛されていると実感が持てるのだろうし、ARMYの皆も、BTSの皆からも愛されてるという実感が持てるのだろう。
そうまで感じさせられるのって、すごいよね。
私は、岡村ちゃん(岡村靖幸)でいうところのベイベ(岡村ちゃんのファンのこと)で、岡村ちゃんのライブのことは「DATE」と呼ぶが、なんだかそれに似てるような。(似てないか。)
総じて、あぁ、楽しかった。
わー!きゃー!ミーハー的に色々言いながらも、BTSメンバー全体から発されるメッセージや、一人一人の個性も伝わり、明日からまた頑張っていこうかと、前向きな活力を貰えたような、まさに、We Don't Need Permission To Dance!って感じで、解放感のある清々しいコンサートだった。
一通り見終わって、私に芽生えた感情は、誰か一人に強く惹かれるというよりか、BTSのメンバー全員を応援したい♪と感じで。
これが箱推しというものか。
言うならば、親戚のおばちゃんのように、キラキラ歌って踊る、この甥っ子たちが可愛くてしょうがなく、7人全員が健やかに幸せに過ごしてもらいたいなと願うばかり。
誰かがやめたり、分裂したり、問題を起こしたりもせず、どうか、BTSの皆には、この先も元気に仲良く活動を続けてもらいたい。
目下の問題は、兵役なんだろうね。
オンラインコンサート終了後には、「BTS PERMISSION TO DANCE ON STAGE - LA」の最終公演日(日本時間で12月3日)の模様がライブストリーミングされるとのお知らせあり。
えーっと、12月3日は平日だな、しかも昼間だな。
………。
仕事休んじゃおっかな!(沼落ち決定)
モノ申すとすれば
演出面で、一つリクエストをするとすれば。
メントでの彼らの会話から、この日の会場がソウルのオリンピックスタジアムであると知る。
昼間のサウンドチェックを見てれば、周りが明るいから、スタジアムでやってるんだねってわかったかもしれないけど、夜の本番だけ見る分には、全然それっぽさが感じられなかったのだが。
だだっ広いところでやってることはわかるけど。
また、ぶっちゃけ、これって実は録画なんですって言われても、全然違和感ない作りだったような。
今、この瞬間にBTSはソウルのオリンピックスタジアムでやってるんだよっていう絵面が、一切なかったように思う。
例えば、スタジアムの外から撮るとか、スタジアム上空からソウルの街含めての空撮入れるとか、「ソウルの今感」を映像に入れ込んでくれたら、時間を共有している感覚がより高まってよかったのでは。
他と比べて悪いけど、スタジアムの会場でのオンラインコンサートをやるアーティスト自体が少ないが、私がこれまでに見た中では、昨年10月のONE OK ROCKのZOZOマリンスタジアムでのライブ、最近では今年9月の藤井風くんの日産スタジアムでのライブ、この両者は演出的には派手と地味で両極な感じがするけれど、どちらもスタジアムの空間を存分に生かし、「今、演ってる」という時間の共有という意味では上手だった。
この二つのライブは、オンラインでもこんなに?っていうぐらいに心を揺さぶられた。
オンラインライブにおいて、このリアルタイム感って重要だと思う。
その場にいないから、アーティストと観客の間での「空間の共有」はできない分、画面越しであっても「時間の共有」ができれば、気持ちは観客に届くものだと、私は上の二つのライブから思ったんですわ。
今回のBTSのコンサートで心揺さぶられなかったというわけではなく(むしろ揺さぶられまくり)、BTSぐらいのグローバルレベルのスターならば、そういうところにも気を配ったら、もっと良かったと思うよって話。
あと、これはのうちのネットワーク環境のせいかわからないけど、コンサート中、5、6回ほどプレイバックイシューとエラーメッセージが表示され、映像が中断されることがあった。
本番もディレイも両方で。
これはね、アーカイブを後から何度でも見返せるものと違い、リアルタイムでのストリーミングでしか見れないコンテンツにおいては致命的。
見逃した瞬間があるっていうこと。
BTSの場合、世界中からのアクセスがあるから、技術的な負荷が大きいからかもしれないが、これは何とかしていただきたいところ。
また、普通のライブならば英訳・和訳なんてないわけだから、訳があるだけマシなのだが、あまりその翻訳字幕のクオリティは高くはなかったように思う。
あれは人力なのか、AIにやらせてるのか。
本番時、途中まで和訳で見ていたが、意味がよくわからないので英訳に切り替えた。
ディレイの際は、和訳には期待薄だったので、最初から英訳で見た。
ディレイの英訳は、本番時に流されたものから調整がなされていて、読みやすくはなっていたように思う。
和訳もそうだったのだろうか。
その英訳ですら、字幕なので文字制限もあり、恐らく、韓国語の細かいニュアンスまでは訳しきれていないのだろうと思われる。
韓国語がわからないことの、もどかしさを感じた。
コンサートから数日後、weverseというアプリを開いてみたら、このコンサートの内容に関してのアンケート協力のメッセージが表示される。
上述したような感想ならしこたまあるよ!と思い、そのアンケートに回答する。
こういうオーディエンスからのフィードバックを積極的に得ることは、その後のマーケティング戦略の観点からも非常に重要と思われる。
結構、質問数も多く、割と的を射た内容が多いように思う。
最近のミュージシャンやアーティストってこんなにがっつりアンケート取ったりするのだろうか。
BTSの運営側の関心の1つは、私みたいなARMYではない人たちをどれだけARMY化するか、ということだろうと思うので、もっと運営側がどうしてくれたら私がBTSに金を突っ込む決断ができるかなどなど、長々書き連ねておいた。
こういう取り組みはとても良い。
BTSって、何でも一歩先を行っている感じがする。
私に起きた行動変容
最後に、このオンラインコンサートがきっかけで、私に起きた変化が一つ。
コンサート翌日から、私、韓国語を勉強し始めましたっ!
彼らの発言の内容とか、彼らの曲の歌詞の意味を理解できるようになりたいというのもあるけれど、一番は、BTSの韓国語の曲を、私も歌いたい、韓国語ラップを真似したいと思いまして。
韓国語の曲も、良い曲いっぱいあるしね。
そんな動機で始めましたよ、韓国語。
いつまでやる気が続くかわからないけれど、今は楽しくハングルを覚え、発音の練習をしているところでござりまする。
カタツムリよりも遅い歩みで、ゆるりゆるりと。
いつか、BTSの曲を歌えるようになりますように。
では、現場からは以上です!