見出し画像

誰かが言い始めた目標は絶対達成される件

福島第一原発に溜まり続けている原発事故の汚染水。
「原発汚染水は2023年に海洋放出する」と言っていたが、
予定通り汚染水は今年、海洋放出することは変わらないようだ。
自公政権は、
「福島県民や日本国民、周辺国や国際社会に
丁寧に説明し、万全の対策を整えて
理解を得る。
不安や被害を与えない
安全な水として海洋放出する。」
と追うようなことを何度も言ってきた。

しかし、
丁寧な説明はどこにも見られなかったし、
万全の対策を整えても何もしてないし、
理解を得ることも全然進んでいない。
不安はいまだに減らないし、
被害を与えないとも考えられない。

そもそも原発汚染水はどれほど処理を繰り返せば「安全な水」なのか?

安全であれば、そう信じる人たちが飲料水に使えばいいのだ。

事こと左様に、
日本では議論の積み重ねで民主的に何かが決まることはまずない。
誰か一部の利益のために何か言いはじめると
あっという間にそれがあたかも決まっているかの如く
言葉だけが一人歩きし、その目標が社会に定着する。

最近の話題では、
軍事費の倍増論、
安倍元首相の殺害事件に始まる国葬などの問題
東京オリンピックの利権問題。

東京オリンピックは20年ほど前に
誰かが言い始めたことだが、
その理由はこういうことだったか

「多くの人が気づいても、過去に戻れない」
ということを物語っている。

「一人歩きし始めたことばに」

大きな利益を得た一部の人たちでもないのに
浮かれていた人たちのほとんどは
そのことによって残された負の遺産に
なんの注意も払わない。

だからまた繰り返される。


だから、その利権の中心付近にいる
誰かが
言い始めた目標は絶対達成され

その人はニンマリ笑うのであろう。

その利権の中心付近の成功体験は

オレオレ詐欺で手を汚さず利益を得ていたものが、
手段をエスカレートさせて
殺人や強盗まで
ジャンルを広げることに

共通点があるはずだ。


いいなと思ったら応援しよう!