帰省、ひとり、青森、愛知

帰る。年末年始の帰省を終えて、愛知へ戻る。心の底から嫌だ。あの地獄へ戻りたくないよ。

何度経験しても、さようならは苦手。
誰とのさようならでも同じ。
夜行バスで、飛行機で、電車で、何度も泣いた。

彼と遠距離恋愛をしていたときは、
バイバイのたび、帰りの飛行機で、
「あと何回これを繰り返せばいいのだろう」と泣いた。

今、彼を追いかけて彼の住む愛知に出てきたわけど、愛知へ戻る夜行バスのなかで、「あと何回これを繰り返すの」と思う。

あー、両方手に入れるなんて無理なことなんだなあ。欲張るには、悲しまないといけないんだなあ。どちらかを選べないわたしは、少しくらい泣かないといけないんだなあ、と思ったのですよー。

社会人一年目も、気づいたらもうこんなに過ぎてた。
今週こそ行けないな。来週で絶対やめてやる。を毎週毎週重ねて、結局一年間も働いてしまった。最悪だ、悔しい。
2024年頑張ってしまったから、2025年も頑張らなきゃいけなくなった。頑張れることがわかったから。メチャクチャでもぐちゃぐちゃでも、やれてしまうことがわかったから。
いやだな。頑張る。