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【出来ていますか?】リファラル採用を増やす13個の具体的アクション

人材を採用する手法として「リファラル」という言葉を聞いたことはありますか?

「何となく聞いたことはあるけど、具体的に何をすればいいのかわからない」「縁故採用?良くないイメージがある」という方も多いのではないでしょうか。

今回は、そんなリファラル採用を社内に広め、リファラル数を増やす方法について解説しています。


1. リファラル採用を社内に広める方法

リファラル採用を成功させるには、リファラル採用を行っていることを従業員に認知してもらう必要があります。社内に広める手法を6つ解説します。

1.1 社内のコミュニケーションツールで周知する

まずやることとして、SlackやChatworkなどのツールやメールでリファラル採用を実施している旨を伝え、そこで紹介事例や成功事例を発信し、取り組みの進捗を共有するのがいいでしょう。

💡 注意 
1. 告知の頻度
わずか数回告知しただけでは、なかなかリファラル採用を認知してもらうのは難しいでしょう。一方、毎日のように告知をしていると、悪い印象を与えてしまい、リファラル採用の協力を得られなくなってしまいます。
従業員の反応を見ながら、調整しましょう。

2. 告知のタイミング
繁忙期や会社の業績不振など、従業員がネガティブになりやすいタイミングでリファラル採用の周知をしてしまうと悪い印象を与えかねません。
「従業員が不快な気持ちにならないタイミングで情報を発信できているか?」を考えることは非常に重要です。

1.2 社員総会や月末の締め会などの場で周知する

年次や半期に一度の社員総会や月末に締め会などの大勢の従業員が一同に介する場は、リファラル採用を認知してもらう絶好の機会です。
チャットやメールなどのテキストコミュニケーションと異なり、「なぜリファラル採用を行うのか」「どのような人材がほしいのか」を熱を込めて伝えられます。

1.3 経営陣や部門の責任者がいる会議で周知する

社内にリファラル採用を広めるには、経営陣や部門の責任者にリファラル採用の目的や制度を知ってもらうことも有効です。 経営陣や役職者から部下にリファラル採用の重要性や所属部署の組織課題、求める人物像などを伝えられるというメリットもあります。

1.4 ポスターを作成し、オフィスや支店などに掲示する

リファラル採用の目的や概要、報酬を記載したポスターを作成し、オフィスや支店に掲示することで、従業員が「リファラル採用」という言葉を目にする機会を増やします。 ポスターを見た従業員が問い合わせをしやすいように、QRコードを載せるのがおすすめです。

1.5 ポータルサイトや社内報、SNSで発信する

ポータルサイトや社内報、SNSがある場合、これらの場でもリファラル採用に関する情報を発信しましょう。従業員にSNSのシェアを依頼することで、より多くの人にリファラル採用を行っている情報が届きやすくなります。

1.6 入社オリエンテーションでリファラル採用の協力依頼をする

中途入社者の入社オリエンテーションを毎月実施しているなら、その場でリファラル採用の宣伝をすることもおすすめです。 転職したばかりの従業員はモチベーションや熱量が高い傾向にあります。このタイミングでリファラル採用の宣伝をすることで、「自社に合う人がいたら紹介しよう」という気持ちになってもらいやすくなります。

2. リファラル数を増やす方法

リファラル採用を実施していることが従業員に認知されたら、次はリファラル数を増やす施策に着手しましょう。

従業員に対してどのような働きかけをすると、どのような環境を整えるとリファラル数を増やしやすくなるのか、7つの方法を解説します。

2.1 「いい人がいたら紹介してください」ではなく、具体的な問いかけをする

リファラル採用でやりがちな行動として、「従業員に手当り次第『誰かいい人がいたら紹介してください』と言ってしまう」があります。
しかし、これでは従業員からすると「いい人と言われても…」と困ってしまいます。 この問題を解消するために、従業員に対して以下のような具体的な問いかけをしてみましょう。

2.2 定期的にミートアップを開催する

「ミートアップ」とは、求職者に自社の魅力を理解してもらい、そこから採用を行うことを目的としたイベントのことです。 定期的にミートアップを開催することで、従業員が友人や知人に自社を紹介しやすくなるので、リファラル数の増加につながります。

2.3 応募促進のための会食費を企業が負担する

「まずは話だけでも聞いてみたい」「少しだけ興味があります」という友人や知人を応募につなげるために、従業員との会食費を負担している企業もあります。
食事をしながらカジュアルな雰囲気で会社の情報を知ることで、応募意向を高める狙いがあります。
この手法には、自社の人や雰囲気を体感してもらえるメリットがあります。

2.4 不採用になった場合に従業員と候補者の会食費を企業が負担する

smartHR社では、紹介してもらった候補者が不採用になった場合に、従業員と候補者で会食に行ってもらい、その費用を負担する「ごめんねごはん制度」を実施しています。
この制度によって、従業員の「リファラルして不採用だったらどうしよう…」「友人や知人に申し訳ない…」という心理的ハードルを下げ、リファラル採用を促進しています。

2.5 ターゲットとなる人材が多い業界・職種出身の従業員に絞り込んで協力依頼をする

「リファラル採用 = 全社に周知するもの」という考え方が一般的ですが、ここでは、リファラル採用の協力者を絞り込んで効率よく、質の高い候補者を集める方法をお伝えします。
その方法は「現在採用しているターゲットとなる人材が多くいるであろう業界、職種出身の従業員にリファラル採用を積極的に依頼する」です。 自社がtoB向けのSaaSビジネスを展開している企業で、バックエンドエンジニアを募集している場合、従業員の中からtoB向けのSaaSビジネスを展開している企業の出身者やバックエンドエンジニアの人だけを選び、集中してリファラル採用の協力依頼をするイメージです。

2.6 一人ひとりがnoteで採用広報を実施

例えば、Ubie社では、社員一人ひとりがnoteで採用広報に関連する記事を作成し、投稿しています。
こうすることで、自社の魅力や訴求ポイントを今まで以上に理解でき、リファラルする際に友人や知人に情報を伝えやすくなります。 また、いろんな職種の人が記事を作成するので、コンテンツが蓄積されていき、noteを共有することでリファラル採用の促進につながります。

2.7 「意味的報酬」を強める

給与や賞与などの「金銭的報酬」ではなく、貢献欲求や承認欲求、親和欲求、成長欲求などの「意味的報酬」を強めたことでリファラル採用がうまくいくようになった企業は多いです。

具体的にどのようなことを行ったのか、例を3つお伝えします。

3. おわりに

いかがでしたでしょうか?弊社の採用代行サービスにご興味のある方は、以下のページからお気軽にお声がけくださいませ。ほぼ全職種対応可能ですが、特に「即戦力エンジニア」の採用が得意です!

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