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課題18.仮体験をする(PART4)#夢をかなえるゾウ0 #やってみた

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課題18.『仮体験をする』

(当企画の説明や目的はこちらから )

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PART1 (8時までの専業主夫の日常)
PART2 (おむつの話 前編)
PART3 (おむつの話 後編)
PART4 (今回。PART1の続き。 8時以降の話)

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8時。

子供たちが起きてきて僕の部屋を覗きに来る。

ここからが怒涛の一日の始まりである。

子供3人のおむつを替え、すぐさま朝ごはんの準備をする。

大抵は、昨晩の残り物+卵焼き、トマト等。子供たちの妨害を華麗にいなし、子供でも食べれるよう料理バサミで切ってから配膳。嫌がるエプロンをさせて座らせ、手と口を拭き、みんなでいただきますの号令をする。

2歳の息子は、まだ自力で全部食べられない。ボロボロこぼすので、時々様子を見ながら食べさせてやる。3歳の長女はほとんど自分で食べられるものの、弟が羨ましいのか、私にも食べさせろと騒ぐ。また、なにかとフーフーしろと騒ぐ。あのぅ、これトマトなんですけど。

食事中に夫婦で雑談をするのは難しい。かまってほしいのか、子供たちが無理やり会話に割り込んできたり、ふざけて気を引こうとするからだ。

こうして子供たちの世話をしながら食べていると、あっという間に1時間が溶けていく。

食事を終えると、歯磨きの時間である。普通に歯ブラシを渡しても磨いてくれないので、ブリアンとかいう魔法の粉を付けて磨かせる。いちご味でおいしいらしい。もはや歯磨きしてるのかデザートをあげているのかよくわからない。

ブリアンこと子供用歯磨き粉は、袋に小分けになっており、1袋60包入である。1回あたり130円。朝夜磨くので260円。1ヶ月で7800円。わいの大人用歯磨き粉もいちご味。一本300円。

最初は子供たちにやらせ、仕上げは親がやる。3歳の長女はうがいができるようになったので、一緒に洗面所に行ってうがいさせる。1人でやらせるとうがいすることなくそのまま捨てやがるので、必ず監視する。

2歳の長男はまだうがいができないので、代わりに水を飲ませる。イヤイヤ期だからか、最近は僕の言うことを頑なにやりたがらない。ママがいいとわがままを言う。強引にやると癇癪を起こす。パパもイヤイヤしていいですか。

食事と歯磨きを終えると、一目散におもちゃをひっくり返す。この隙に家事をこなす。最近導入したドラム式洗濯機、食洗機、ルンバのおかげで、家事が大分楽になった。無理してでも買ってよかったと心底思う。

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10時

公園に行きたいと騒ぎ出した。それっぽい言い訳してかわそうとするが、あまりにしつこいので諦めて外出準備を始める。妻は午前中に在宅ワークがあるそうで、僕1人で3人の子供を連れて行く。

布おむつを紙おむつに替え、服を着替えさせ、ルンバ君に子供たちの相手をしてもらう。ルンバ君を作動すると、怖いのかクッションの上から動かなくなる。この隙に全力で外出準備をする。

水筒、母子手帳、防寒ブランケット、おむつ一式。外出用のリュックは常にパンパンである。

ルンバ君が遠くに行った隙を見て、子供たちが避難所のクッションから抜け出し、早く行こうと急かしに来る。僕がトイレに入れば、ドアをガンガン叩いて詰めてくる。トイレくらい自由にさせてほしい。

こんな騒がしい状況でも黙ってベッドにいてくれる次女。
お前は本当に仕事ができるなぁ。

僕が洗面所で歯を磨いていると、何も言っていないのに子供たちが靴を履き始める。そして、靴がはけないと騒ぐ。騒ぐ上二人の子の横を通り過ぎ、次女を抱えて先に車に乗り込む。次女をチャイルドシートにセットし、ダッシュで玄関に戻る。

玄関に戻る。どうやら2人とも靴が履けたよう。
自力で履けないはずの長男も履けているので、長女が履かせてくれたのだろう。しかし、左右逆。ありがち。

よく、「年子育児大変だねえ」と言われる。まぁ確かに大変だとは思う。

でも、上の子が下の子の面倒を見てくれたり、一緒に遊んだりしてくれるし、服とか色々再利用できるし、上の子にやっていることは1年後に下の子にも同じことをするわけで、親はそのノウハウや消費するエネルギー量を覚えている。

なので、世間で思われているよりは大変じゃないと思う。むしろ、良いことの方が多いとすら思う。

次女の待つ駐車場に向かう。階段は降りられるのに、段差が降りられないから抱っこして降りさせろと長女が騒ぐ。意味がわからない。というか、お前いつも一人で降りてるやんけ。

一方、まだ一人で階段を降りれない長男は、僕の膝下でオロオロしている。

一瞬とはいえ、チャイルドシートにセットされた0歳児を1人で車で待たせるなんて自分でもどうかと思うが、僕の身体は一つしかないのでどうしようもない。人材難。

長女長男を両脇に抱え、次女の待つ車にぶち込む。中腰で3人のシートベルトをさせるのは、なかなかに腰にくる。

庶民派なので車は5人乗りコンパクトカー。後ろ2つのチャイルドシートの間に妻が乗る。3密の極み。プリーズ、マニー。

車に乗り込むやいなや、長女が”アナと雪の女王(英語)”を流せと騒ぐ。一方、長男はいないいないばあが良いそう。

面倒なので、”アナ雪”↔︎”いないいないばあ”をエンドレスリピートする。”アナ雪”も”いないいないばあ”も見たことないくせに、よくもまぁ飽きないよなぁと思う。まぁ、子供が見たことがなくても聞きたくなるような曲作りをするディズニーやNHKが神がかっているとも言えるが。

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11時

目につく景色に片っ端から”なんで攻撃”をされながら公園に到着。違う公園に行きたかったと文句を言われるが、無視。

平日の公園は空いているので、割と自由に遊ばせることができる。一方、休日の公園は激混みなので、他の子に迷惑かけてないかとか、遊具も混んでいて順番待ちとか、なにかと気を揉む要素が増える。

こうやって空いている平日に公園にいけるようになったというのも、育休を取って良かったことの一つだ。

人気の遊具はブランコ。たまたま片方しか空いておらず、おなじみの、”どっちが先にやるか論争”が始まる。めんどくせぇなあ。

大抵は長男をなだめて長女からやらせる。長男からやらせると決まって長女が癇癪を起こしてその後手がつけられなくなるから。長男に年功序列社会の厳しさを叩き込む。スパルタ。

遊ぶだけ遊んでいざ長男のターンになると、たちまち飽きる長女。
他の遊具で遊びたいと機嫌が悪くなってくる。

目と手足が2本ずつしかない僕は、ブランコで遊ぶ長男の相手と、ベビーカーの次女の様子をうかがうのでいっぱいいっぱいである。従って、大変心苦しいのだが、視界に入るところで長女を1人で遊ばせるしかない。

ときどき、”私を見てアピール”をしてくるので、ひきつった笑顔で、”見てるよアピール”をする。あぁ、奥様方の視線が眩しい。モテ期。

滑り台にいつの間にか登っていた長男が「降りさせて」とぐずる。滑り台なのに滑りたくはない模様。泣きつかれてベビーカーで眠ってくれている次女を置いて迎えにはいけないので、長女に頼んで救出してもらう。

30分くらい遊んだところで、喉が渇いたと騒ぎだす。
用意していたお茶を渡そうとバックを探すが、見当たらない。せっかく準備したのに、バックに入れ忘れていたことに今更気が付く。(ありがち)

お茶を家に忘れたことを言い訳にして、お家に帰ろうかと言うと、それは嫌だと却下される。騙されなかったか。普段ろくに話聞いていないくせに、こういった時だけはよく聞いているんだよなぁ。

公園の頂上から新幹線が通り過ぎるのが見れるので、いつもの如く新幹線が見たいと長男が騒ぐ。のぞみの停まらない浜松を爆速で通り過ぎる新幹線を眺める。哀愁。

遠くで長女が泣いているのに気付く。転んだらしい。というか、お前いつの間にそんなとこ行ってんねん。

痛がっている部分、出血具合、動作確認をし、問題なさそうなので一安心する。

一時たりとも目を離してはいけないのは百も承知だが、僕の目と手足は二つずつしかないので、もうどうしようもない。

12時前になり、お昼ごはんを食べに帰ろうと懇願し、帰路に着く。

左手でベビーカーを押し、右手で長男のと手を繋いで連行する。まだ帰りたくないと泣き叫ぶが、無視。

ベビーカーを1人で押したいと長女が騒ぐ。駐車場は危ないので、必死になだめて長男の右手を繋いでもらう。疲れた。

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12時過ぎ

強制的に手を洗わせ、おむつを替えて寝巻きに着替えさせる。
妻には次女のおっぱいと子どもたちの遊び相手を依頼する。この隙に昼ごはんを作る。

昼食のあとは、昼寝やその後に続くおやつ等があるので、だらだら料理するわけにはいかない。45分以内で準備〜配膳まで終えるよう心がける。

買い物に行く時間が無駄なので、1週間分の献立を作成し、必要となる食材を”イオンネットスーパー”でまとめて注文している。配達料165円で指定の時間に家まで持ってきてくれる神サービスである。

ちゃっちゃと飯を作って食べさせる。
午後は出かける予定はないので、ハイボールを一気飲みする。昇天。

二人目の時までは、こしょうやにんにくのような刺激の強いものは子供用には入れず、子供分を取り分けた後に入れて大人のみに入れていたが、最近はめんどくさくてやっていない。料理酒はみりんで代用しているが、これまたそのうちやめそうである。

こういったことは、2人目まではしっかりやっていたが、できなかったときの精神的ダメージや、時間も心も窮屈になっていった自分を省みて、3人目が生まれてからは諦めるようにした。

かなり頑張ればできる。でも、それに因って心が荒んでいくのは本末転倒である。その矛先が家族に向いてしまっては目も当てられない。

諦めるの語源は、『物事を明らかにすること』である。言い換えると、”できることとできないことを明らかにすること”、なので、諦めることは、一概にネガティブな言葉ではないのだと、僕は思う。

むしろ、自分にできること、できないことは何かを理解できていれば、自分が得意なことは率先してやるし、そうでないことは、それが得意な妻に任せたり、他に方法がないか調べたりして解決する。

そっちのほうが遥かに効率的だし、健全だ。

まぁ、アレルギーに気をつけておけば、さほど問題なかろう。あんまりやりすぎると免疫力もつかないので、多少ほこり食わせておくくらいがちょうどいいんじゃないかと思う。

人間そんな、やわにできていないのだ。

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13時30分

食事を終え、お昼寝の準備をする。

3歳くらいまでの子供は1日中起きていられる体力がない。従って、お昼寝によって午後も活動できるように体力を回復させる。

お昼寝をしないと、夕方くらいから眠気で不機嫌になったり、夕食中に寝てしまったりする。結果、夜寝れなくなり、生活リズムが狂い、体調を崩してしまうのだ。

おむつを替え、布団を敷くスペースだけおもちゃを片付け、まだ遊ぶと暴れる子供たちをなだめて昼寝する。

長女が僕の脇の下に入り込んで、アナ雪や謎言語をつぶやき始めるが、疲れすぎてなだめる体力がない。

気付いたら自分が先に寝落ち。

(昼寝以降の話はまた次回)

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夢をかなえるゾウ0 課題一覧

 1.日の出を見る
 2.好きな匂い、物、人、場所を見つける
 3.やりたくない依頼を断る
 4.自分の欠点や弱さを告白する
 5.生活に「初めて」を取り入れる
 6.自分の感情・感覚を丁寧に観察する
 7.実物を見る
 8.過去の出来事を「伏線」ととらえ、希望を持ち続ける
 9.興味を持ったことを一歩深める
 10.インターネットを一日断つ
 11.自然の中でゆっくり過ごす時間を持つ
 12.虫の役割を知り、大事にする
 13.名作を鑑賞する
 14.やりたくないことを全部書き出し、やりたいことに転換する
 15.怒りの気持ちを伝える
 16.苦手な人の信念を読み取る
 17.自分と違う分野・文化の人と話す
 18.仮体験をする
  ①PART1
  ②PART2
  ③PART3
 19.欠点や負の感情を『自分の一部だ』と思う
 20.自分と同じ痛みを持つ人を助ける
 21.誰かの「ありのまま」を愛する

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