ビットコイン最高値更新!そのわけとは!、ソフトバンクG利益1兆円超え!
アメリカ経済
--ビットコイン最高値更新--
仮想通貨であるビットコインが8万9000ドル(約1368万円)を突破し史上最高値を更新しました。これはコロナ禍でのピークを上まりました。理由はトランプ氏が大統領選挙で勝利し、トランプ氏の公約が仮想通貨規制に寛容であることで、仮想通貨の期待が高まっている現状です。
トランプ氏はアメリカで、ビットコインマイニングの推進や戦略的にビットコイン準備金の創設、仮想通貨支持者であるロス・ウルブリヒト氏の減刑することなどを誓っていました。また、米国SECのゲイリー・ゲンスラー氏の解任をトランプ氏は誓っております。
米国SECのゲンスラー委員長は、仮想通貨に対し厳格な規制を求める立場で、投資家保護のため多くの仮想通貨を証券とみなす方針を強調しています。詐欺や市場操作を防ぐため、仮想通貨取引所に既存の証券法を適用する必要があるとしています。
米国SECのゲンスラー委員長を解任になれば、トランプ氏は仮想通貨業界に友好的な人物を配置する可能性が高いです。
そうなればさらに仮想通貨価格の上昇が見込まれるでしょう。ちなみにゲンスラー委員長の任期は2025年4月に終了する予定です。
--米国債--
米国債利回りは微増しておりました。
米国債は、先週のトランプ氏の大統領選勝利により下落が始まりました。米国債利回りは全体的にこの時期から上昇しており、FOMCの利下げ発表で多少は落ち着きを取り戻しました。
米国債利回りの上昇理由としてはインフレが大きいです。トランプ氏の政策はインフレを誘発する恐れがあることを市場は予測しており、その結果トランプ氏勝利から米国債利回りは上昇しておりました。
FOMCの0.25%の利下げ発表はありましたが、インフレを完全に抑制したとは発表はありません。トランプ氏の政策がなくても今だにインフレは潜んでいる可能性があります。
今週の水曜日に、消費者物価指数(CPI)が発表されます。今後の米国債利回りや米国株式市場に大きな影響をあたえる与える可能性がありますので注目です。
--米国株--
昨夜の米国株は全体的には微増でした。
NYダウ :0.69%(前日比)・44,293(終値)
NASDAQ:0.06%(前日比)・19,298(終値)
S&P500 :0.10%(前日比)・6,001(終値)
S&P500は最高値を更新し6000を越えました。トランプ氏勝利から、小型株や銀行株、テスラの好調が続いております。比較的に大型ハイテク株が売られており、トランプ氏の影響が強い資産に資金が流入しているように思われます。
これからは利益確定のために、株を手放す人が増えてくる恐れがあります。また、消費者物価指数(CPI)の発表次第で株価の値動きが起こる可能性がありますので注意が必要です。
--為替(ドル円)--
トランプ・トレードの影響もあり、ドル高になりました。ドル円は153円台を推移しております。
円安は悪いイメージが強いですが、円が安くなることで海外に物が売りやすくなったり、海外の旅行客が増えて日本の観光地や観光業にはメリットです。
--金(ゴールド)・原油--
・金(ゴールド):トランプ氏の勝利後はドルが買われるようになり、金が下落しております。また、仮想通貨が買われるような流れになり、金からの資金流失しているように思われます。
・原油:中国の需要の伸び悩み・米ドル高・供給過剰懸念により2週間で最大の下落を記録しました。ブレント原油は一時72ドル台、WTIは68ドル台に落ち込んでいます。中国の経済刺激策が十分でないため、インフレは弱く、需要増加の見通しも限定的。加えて、トランプ氏の大統領選勝利でドル高が進み、多くの投資家にとって原油の購買コストが上昇しています。
日本経済
--ソフトバンクグループ--
11月12日のソフトバンクグループの決算内容は好調で、25年3月期第2四半期の決算を発表しました。純利益は1兆53億円で、前年同期は1兆4,087億円の赤字から約2兆4,000億円の増加でした。
ソフトバンクグループの投資損益は2兆6,510億円となり、そのうちソフトバンク・ビジョン・ファンド(SVF)の投資損益は5,998億円の黒字を計上しました。さらに累積の投資損益も黒字に転換しました。
AI投資が拡大し、特にOpenAIに対して5億ドルの投資を行い、調達後の企業価値は1,570億ドルに達しています。また、米Tモバイルへの投資も大きく貢献しており、Tモバイルは'20年にスプリントと合併し、現在その株式価値は約3.9兆円に達し、投下資本の約10倍となっています。
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